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本日は、海外駐在によるプチ アーリーリタイアを目指している異端児リーマンの預貯金管理のご紹介です。
よく、賢く預金するには銀行口座を目的別に分けたほうが良いという話を聞きますが、異端児リーマンもペイオフ対策も兼ね、目的別に複数の金融機関の口座を保有しており、それぞれの口座に都度預貯金を入れていくという運用をしております。
ここでは、まずペイオフについて説明し、その上で、現在の異端児リーマンの預貯金管理方法についてご紹介させていただきます。
①ペイオフとは?
ペイオフとは、預金者保護の方法の一つで、預金保険制度に加盟している金融機関が破綻した場合に、預金保険機構が、破綻した金融機関に変わって、預金者への保険金の直接支払いを行うことである。
金融機関ごとに1預金者あたり元金1,000万円までとその利息等が保護の対象となる。
※一部、対象外等あり。
簡単に表現すると、銀行が倒産しても、預金1,000万円までとその利子分は守られるというものである。
尚、預金保険の対象は日本円預貯金、債権に限られており、外貨預金や投資信託は、この預金保険の対象外とされている。
因みに、初めてのペイオフ発動は、2010年の日本振興銀行の経営破綻の時であったようだ。
②異端児リーマンの預貯金管理について
では、実際に海外駐在期間中でもある異端児リーマンの預貯金管理についてであるが、以下となる。
<保有口座と目的>
みずほ銀行1 →会社給与振込(貯蓄A)※少額
新生銀行 →会社給与振込(貯蓄B)※メイン
住信SBIネット銀行→ (貯蓄C)※メイン
みずほ銀行2 →カード、管理費、税金他引落し専用 ※少額
三菱UFJ銀行 →異端児リーマン小遣い
ゆうちょ銀行1 →予備口座※現在ほぼ空
ゆうちょ銀行2 →子供名義、学資積立A
ゆうちょ銀行3 →子供名義、学資積立B
ゆうちょ銀行4 →伴侶名義、小遣い
海外駐在していると、意外に多いのは、「振込処理」であり、いろいろな年会費支払い、海外での習い事やオンライン講座における日本側での月謝支払い等が出てくる。更には、給与や賞与の各口座への振り分けも必要となる。
そこで、異端児リーマンは、ある条件下で一定回数まで振込手数料無料を謳っている新生銀行、住信SBIネット銀行をメインバンクとしている。
※他行でも振込手数料無料はあるので確認願う。
現在の預け入れ残高では、住信SBIネット銀行が月7回、新生銀行が月5回まで振込手数料が無料となっている。
(因みに住信SBIネット銀行は、以前住宅ローン借入先の銀行であった。)
そして、海外駐在期間中は、有事の際の初動も遅れるため、ペイオフ対策として両銀行とも1,000万円以内となるように調整している。
個人的には、振り込み時に口座カード裏にあるコード入力を一定条件で省略できる住信SBIネット銀行のほうが使いやすいと感じているが、新生銀行も、2週間満期定期等、面白いサービスもあるため、総合的には甲乙つけがたい状況と感じている。
現在は、両銀行とも1,000万円までに収まる預貯金額であるが、今後超えてくる段でみずほ銀行1や、ゆうちょ銀行1へシフトさせていく計画である。
このように、異端児リーマンの預貯金管理では、
◆早退用貯蓄口座
◆カード、税金、管理費等出費分引き落とし口座
◆子供たちの学資積立の口座
◆夫婦小遣い口座
と目的別に細分化して管理する事で、プチ アーリーリタイアのためだけの預貯金の見える化(他の経費や学資積立と区別)をしている。
上記口座の細分化による見える化は、個々人の好みによるところでもあると思うが、海外駐在をする場合は、
■ネット振込無料の銀行口座を複数準備
■どの金融機関も1,000万円までの預け入れに調整
という対応は、おすすめである。現地に赴任してから困らないためにも、これらは事前に準備しておきたい。
↓以前の記事「資産形成のための家計管理」
hereticsalaryman.hatenablog.com
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