異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連10】ライフプランシート(資産形成編)について

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、異端児リーマンのようなサラリーマンが、経済的自立やアーリーリタイア、セミリタイアを実現する上で重要となる、ライフプランシートの中身についてお話させていただきます。

異端児リーマン流となりますので、参考程度にご覧いただければ幸いです。

 


①ライフプランシートとは?


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以前の記事でも記載したが、ライフプランシートとは、将来に渡り収入や支出がどう増減し、どう資産が変化していくのかを試算していくものである。
異端児リーマンも30代での初めての海外駐在時に作成し始め、毎年変化点を更新している。
このシートで、何歳時点で経済的自立・自由(Financial Independence)を手にできるかを把握していくことになる。
実際は管理項目が異なってくるし、かなりの横長な表になることから、リタイアまでのシート(資産形成編)とリタイア後のシート(資産活用編)の2つに分け、管理している。

↓以前のライフプランシート関連記事

hereticsalaryman.hatenablog.com

 


②ライフプランシート記載項目(資産形成編)


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上記が実際に異端児リーマンが活用しているシートとなる。
エクセル縦の列に、a)ライフイベント b)単年収入 c)単年支出 d)累計金融資産を、横の列には、年や年齢を並べていく形である。
※尚、スタートの年や年齢は、ライフプランシートを作成しようと思い立ったタイミングからで良い。

 

自身で家計管理をしていない場合や、共働きの場合などは、一人で作成することが困難なケースもある。もし、これまでお金についての話を夫婦間でしてこなかったのであれば、良い機会でもあるので話をしてみても良いかと思う。
(シート作成の目的として、アーリーリタイアやセミリタイアという事を伴侶に話すのが得策でない場合でも、我が家の経済的自立や老後を考えるために必要であることを伝えて、一緒に作り上げていく選択肢もあろう。)


a)ライフイベント

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ライフイベントには、変化点となるような出来事を記入する。本人部分についての、(例えばまだ予定のない未来の結婚など) 将来のライフイベントは未来予知の領域のためあまり意味をなさないが、例えばすでに養育する子がいる場合などは、その学費や教育費が必要となるタイミングを見積もる意図から、こちらに小学校〜大学入学等の変化点を記入していく。

 

b)単年収入

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こちらは、本業手取りの給与所得、副業やその他の収入を入れる。
私の場合は、給与所得に加え、持ち家の賃貸収入、自社株以外の株式投資の配当金等をこちらに記入している。
現時点での手取り収入は把握できていても、将来に渡っての見込みは難しいケースも多いと思う。賃金テーブルやモデル給与等がない場合は、これまでの昇給実績等を鑑みて仮に入れておく形でも構わない。今後の見直しで徐々に精度を上げていけば良い。

 

c)単年支出
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こちらは現時点からの支出の詳細を記入していく。

※私のシートでは、貯蓄型保険や持ち株会制度負担分、もし投資信託や株式購入をしていた場合も、一旦出ていくお金として、全て支出欄へ入れている。
養育する子がいる場合は、ライフイベントに従い、今後の支出を記入していく。主な支出変化は学費(私立学校、公立学校)、学習塾や習い事等の教育費となる。毎年の見直しで変更していけばよいが、現時点で既に描いている進学先等があるのであれば、それにかかる費用を記入しておく。
異端児リーマンシート上では、持ち株会制度や養老保険等の積立関連費用税金マンション管理費の他、生活関連費用として、「食費/日用品費/通信料/雑費類」と「夫婦小遣い」、「子供関連費用」、「レジャー費用」、「その他」等いくつかの細分化したカテゴリーに分けて管理しているが、こちらは自身に合った形で記載すれば良いと考える。

 

d)累計金融資産
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こちらは、現金(預貯金)、株式、積立保険とその合計という形で表している。
現金部分は総収入から総支出を引いた金額であり、株式と積立保険は実際の累計資産額を入れる。(持ち株会制度等の購入補助金等もあるため別枠にて計算する形としている。)

 

この資産形成編と資産活用編を整理することでリタイア後(老後)の必要資金はどれくらいになるのかが把握でき色々なリスクを考えた「現実的な」リタイア目標金額はいくらになるのか、また、自身がどこで経済的自立・自由を手にするのかということを想定できるようになる


リタイアの有無に関わらず、一度オリジナルのライフプランシートを作成してみるという点、お勧めしたい。

また別の機会に、リタイア後の試算でもある資産活用編の紹介する。

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。