異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連11】リタイア失敗についての考察

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、アーリーリタイアで想定される失敗について、考えてみたいと思います。
以前の記事でも、早退で失敗しないように幾重にも「ホケン」的要素を絡めて企画しているということをお話しました。
ネット上のリタイア関連の記事の中には、数多く「リタイア失敗」や「リタイアした人の末路」のような内容も出ていますが、意外だったのが、資金的な問題だけでなく、やることがなさすぎて、このままではだめになってしまうと考えるようになったり、人と繋がりが少なく孤独感に支配されてしまうというような問題も多く存在していたことです。
異端児リーマンも、いくつかの起こりうる早退失敗について考えていきたいと思っております。
※ここではアーリーリタイア生活の中止や変更のことを失敗と表現することにします。

 

 

①アーリーリタイアにおける失敗とは?


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早退については、物理的にリタイア生活を続けられなくなる失敗の他にも、リタイア生活を辞めたくなるなど、気持ちに起因する失敗もある。

 

a)物理的に続けられなくなる失敗
こちらはシンプルであるが、リタイア生活の原資となる資産が不足した、または今後不足することになる場合など、お金に起因したケースである。
原因は、出費が想定を大幅に上回ったり想定していた不労所得が得られなかったりという資金面での想定外である。
この失敗の場合、再び働きたくはなかった中での資産の再形成となるため、最もリカバリーに労力を要すると思われる。

まず、普通のサラリーマンの場合は、早退前の収入環境に戻せる可能性は低い。士業や資格保有者であれば、早退前の収入が見込めそうであるが、殆どの方は早退前の収入に比べるとかなり低い給与で復帰することになり、再びリタイアするための資産形成を目指すにしても、時間を要することになる。

 

b)気持ちに起因する失敗
こちらは、実際に行ってみると隣の芝生は青くなかったとでも言うのか、思っていた生活ではなくて、また労働環境に戻りたいと考えリタイア生活を終了するケースである。
実際の例として目にしたものは、毎日やることがなく暇すぎて再び仕事をやりたくなったり、リタイア後に人との接点が減り孤独感が強くなりすぎて会社組織に再び属したくなったりというものであった。
これらのケースでは、資産不足を補う目的ではなく、心を満たすためのリタイア生活の中止とも言える。

 

 

②異端児リーマンのそれぞれの失敗への考え方


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物理的にリタイア生活を続けられなくなる失敗(資金難リスク)への対応としては以前の記事に記載している。
↓以前のリスク対応についての記事

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

もう一方の気持ちに起因する失敗への対応は、個人の感じ方にもよるところではあるが、私はどのように自由な時間を楽しめるか、いくつ夫婦や知人と共通の趣味を持てるか、楽しむための資金を用意できるか等々、リタイア前にどれだけ自由を楽しむための企画や準備ができるかにかかっていると考えている。

 

楽しむための資金という点について、例えば生活費を極限まで抑えた形でのアーリーリタイアをした場合、自由な時間を手に入れてもお金がないために楽しめる選択肢が制限されることになる。

ただ、この場合でもお金をかけない楽しみ方も色々とあるはずで、リタイア前にちゃんと自由な時間の過ごし方を熟考しておけば、心は十分に満たされるとも感じている。

 

私の場合、定年前数年間のプチ アーリーリタイアでありやりたいことをあれこれ考え続けており、更にある程度の軍資金も用意する企画でもあるため、気持ちに起因する失敗は心配なさそうである。
※そもそも数年後には殆どのサラリーマンが同じ状況になるという安堵感もある。

 

 

③異端児リーマンにとってのセミリタイアという選択肢


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上述、2つの失敗へのリカバリーについては、フルタイムの社員への復帰だけでなくアルバイトを始める等、セミリタイアに変更するという形でも良い。
私も、もし心を満たすために労働に復帰したくなった場合は、その時点でバイトをしてみるということも考えてみたいと思うが、今は限られた自由時間を完全謳歌するためにやりたいこと(妄想)が次々と出てきているため、セミリタイアは考えられなさそうだ

※ここでは失敗と表現しているが、特に気持ちに起因する失敗というのはセミリタイアへ変更することで、更に人生を楽しめると感じられる場合等、実際失敗と呼ぶべきでないケースも多いように感じている。

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。