異端児リーマンの記録

異端児リーマンの記録

海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連12】資産形成のための家計管理

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、異端児リーマンの家計管理についてのお話です。
私は、結婚しており、子供が2人おります。配偶者は、結婚前からの私の希望もあり、子育てと家事に専念してくれております。
つまり、一馬力で且つ、子供2人分の養育費を捻出した上での資産形成ということになります。
この状況のため、下の子が社会へ出ることがある程度見通せてからの早退を前提に、53歳でのプチ アーリーリタイアを企画するに至りました。
ここでは、実際の異端児リーマンの家計管理状況についてご紹介させていただきます。


ポイントとしては、家計管理は夫婦共通の課題であること、生活費を固定することで、資産形成が容易となること、ライフプランシートを運用してみることの3つとなります。

 


①家計管理者

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異端児リーマン家では、結婚時より何となくではあるが、私が家計管理の主担当となり、必要な生活費を伴侶へ毎月一定額渡すという形に落ち着いている。
夫婦のどちらが家計管理をしたほうが良いのか?というような議論を見たことがあるが、結局はその夫婦によりけりだと思うし、どちらかではなく、夫婦で共同管理したっていい。

 

大切なのは金銭感覚や価値観が合っているか(差がある場合でも収入状況によってお互い歩み寄れるか)ということと、どちらか一方に任せきって無関心とならないことであると考えている。
きっと相手が貯めてくれているだろうし、私は知らない、というのは後々あまりに大きなリスクとなる。


異端児リーマン家でも、時々であるが、家計管理や資産形成についてオープンに話し合うことにしている。

 


②生活費設定について

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直近日本で(家族4人で)生活していた際には、

 

食費    (8万円)

水光熱費  (2万円)

日用品費  (1万円)

教育費   (5万円)

学資積立費 (4万円)

小遣い   (2.5万円)

合算    (22.5万円)

 

を伴侶へ毎月手渡ししていた。
渡した生活費は、異端児リーマン家で言う適正費用であり、基本、伴侶による管理ではあるが、食費などは余っても外食等で使うこととし、この分からの貯蓄は考えていない。

不足した場合は前倒しで手渡しするが、出来るだけ次の月で調整してもらっている。また、冠婚葬祭や習い事=学習塾等での突発費用発生時も、別枠で追加手渡しとしている。


上記以外に、私の方で支払い対応している、

 

マンション管理費 (2.5万円)

私の小遣い    (5万円)

夫婦通信費    (0.5万円)

保険支払い    (2.5万円)

固定資産税とレジャー費積立(6万円)

合計       (16.5万円)

 

を加えたものが、総生活費※(39万円)となる。

※当時の住宅ローン返済分と給与天引きの持株会を除いた支出合計


学習塾が大半を占める教育費用の負担額が大きいが、これは必要な費用と考え制限しない。

 

 

③夫婦それぞれの小遣いの設定

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結婚してからは、一応夫婦とも小遣いという形で使える金額を規定してきた。
昔はもっと低い金額であったが、ある時点から

(私) 月5万円+ボーナス時10万円 =80万円/年

(伴侶)月2.5万円+ボーナス時5万円=40万円/年

で落ち着いている。

※海外駐在期間中は現地通貨で上記月度金額分を支給する形

倍額であるのは、私の昼食代、飲み代等を加味しているため。一応、双方合意のもとの運用である。

 

 

④駐在期間中の生活費

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海外駐在期間中は、水光熱費は会社負担となり不要となるし、子供の学資積立費用もネットバンキングでの振り込みとなることから、伴侶へは生活費としての食費、日用品費、習い事費用と、伴侶分の小遣いのみを手渡ししている。 

 

 

⑤最後に

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生活費を見える化し、出来るだけ固定化することで、資産形成やライフプランが見通しやすくなる。

≒支出の見える化、固定化とは、夫婦が納得する金額で予算化しその中で楽しむ癖をつけることとも言える。


異端児リーマン家も結婚当初は安月給であり、そこから少しずつ収入が増加し、同時に子供が増え、支出も増大してきた。
当然、給与が増えればその分暮らしが金銭的に豊かになるのであるが、あるところで生活水準(食費や小遣い、レジャー費用等のみ)を維持することにしている


極端な例としてあげるが、年収500万円で結婚し、年収1000万円までは、比例的に生活水準を上げていくが、それ以上の年収になっても年収1000万円レベルの生活を維持するという考え方だ。

勿論、生活水準として挙げた食費や小遣い、レジャー費用以外の教育費等が増加していく事はあるが、あるところで上述の生活水準を維持する事で、それ以降の収入増加分は資産として形成できることになる。

 

アメリカの心理学者、ダニエル・カーネマンの調査で、幸福度は年収7.5万ドル(現時点為替で約800万円)までは収入に比例して増えるが、それを超えても比例しなくなるという報告がある。

金額による差は人それぞれだとしても、確かに幸福度は青天井で年収に比例することはなさそうだと私も感じている。それに、どこかで線引きしないと、早退後に破綻するという懸念もあるし、一度上げた生活レベルを戻すのはかなりの労力を要する。

 


こちらも、ライフプランシートを作成することで色々と見えてきた点であり、まずはシートを作成してみることをお勧めしたい。
↓以前のライフプランシート作成に関する記事

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。