異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【駐在関連10】駐在期間中のマイレージ管理

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、海外駐在時における異端児リーマンの航空会社マイレージの管理、運用方法についてのお話です。
海外駐在となった場合、日本への一時帰国や本社出張、更には近隣国への出張や家族旅行等で飛行機に乗るケースも増えていきます。


色々なやり方がありますが、一例として参考になれば幸いです。

 


①航空会社マイレージ基礎情報


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航空会社ではLCC等を除きマイレージ会員サービスを提供している。これは航空会社がそれぞれ希望する乗客へマイレージ会員カードを発行し、頻度と飛行距離を積算していき、ステータスを付与する仕組みである。

ステータスが上がると上級会員としての恩恵を受けられるし、ステータスが上がらなくとも、積算されたマイル(マイレージポイント)は航空券に変えたり商品に変えたりすることができる。
また、多くの航空会社はアライアンス(同盟)と呼ばれるグループに属しており、マイレージ積算を互換したり、ステータスサービスを共有したりしている。


有名なアライアンスとして、全日空(以降、ANA)が加盟している「スターアライアンス」、日本航空(以降、JAL)が加盟している「ワンワールド」、日系は加盟していないが「スカイチーム」と3つの大グループが存在する。

 

スターアライアンス
About Star Alliance - Star Alliance

ワンワールド
https://ja.oneworld.com/

スカイチーム
SkyTeam Airline Alliance | Official Website

 

 

②異端児リーマンのマイレージ管理


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基本的に、先のアライアンス系のマイレージは統一して貯めるようにしている。スターアライアンス系は全日空マイレージカードへ、ワンワールド日本航空という具合である。

スカイチームだけは日系カードが無いため、デルタ航空中国東方航空ベトナム航空とその時々の搭乗頻度が高いカードで、出来るだけ一括して貯めるようにしてきた。


アライアンス系ごとに出来るだけマイレージ積算をまとめる理由は、「全搭乗航空会社毎のマイレージ管理は煩雑で非効率的だから」である。実際に獲得したマイル(マイレージポイント)を使う際にも、ある程度航空会社を纏めていた方が便利である。

 

一点注意点があるが、アライアンスでのマイレージ積算率は、運航会社のマイレージの積算率にくらべて若干低く設定されている。

例えば、シンガポールに駐在していると圧倒的にシンガポール航空に搭乗する機会が増えるが、この搭乗マイルを同じアライアンスであるANAで貯める場合、シンガポール航空マイレージカードより若干少ないマイルの獲得となってしまうというものだ。

こちらは考え方や状況にもよるが、異端児リーマンはこのようなケースでも、(後述するゴールドステータスを保有している) ANAマイレージカードで貯めることにしている。

 

次にカードの種類についてであるが、ANAのみ、過去の欧米出張でステータスをクリアしてからも、安くはない年会費を払い続けてゴールド(スーパーフライヤーズカード)のステータスを維持している。
一方のJAL、デルタ、東方航空、ベトナム航空等はただのマイレージカードとしており、出張や旅行時で、航空会社が選択できる場合は、ゴールドステータスを活用できるスターアライアンス系航空会社を好んで選択している。


理由は単純で、これまでは異端児リーマンにとってスターアライアンスが最もグループとしての利便性(運行のバリエーション)を感じさせてくれたからである。


日本国内であればJALANAどちらもそれほど差が出るものではないとも思えるが、海外に出ると、スターアライアンスワンワールドで比較した場合、私の出張や旅行の行き先では圧倒的にスターアライアンスの選択肢が多い。

 

 

③その他お役立ち情報


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航空会社マイレージカードの上級会員になった場合や、ファースト、ビジネスクラスへの搭乗の場合は、


◆チェックインカウンターでの優先手続き
◆空港内のラウンジと呼ばれる豪華な待合室への入室
◆機内への優先搭乗
◆預け入れ荷物の優先搬出

 

というような特権を付与される。※他にも特典多数

 

国際線における航空会社運営のラウンジはかなり豪華で、更に無料で楽しめる食事やドリンクも豊富で美味い。
通常、航空会社のラウンジもマイレージの上級会員(アライアンスのゴールドステータスも含む)であればエコノミークラス搭乗時でも入ることができるものや、最上位グレードのマイレージステータスやファーストクラスしか入ることが許されない超高級ラウンジまでグレードが設定されている場合もある。
※最上位グレードのラウンジは本当に全てが別格であった。

 

また、空港によっては、クレジットカードのゴールドカードを保有していると入ることができる専用ラウンジもあるが、こちらはかなり質素なものとなる。


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この他に、ファーストクラスやビジネスクラスへの搭乗でもなく、航空会社マイレージやアライアンスの上級会員でなくても、航空会社運営のラウンジに入ることができる「プライオリティパス」というカードがある。
クレジットカードでプラチナやブラックのランクであればこのプライオリティーパスが自動付帯するケースも多いが、最も安価で手に入れることができるのは、楽天プレミアムカードである。年会費1万円程でこのプライオリティパスが付帯するとあって、かなり人気のカードのようだ。

但し、このプライオリティパスは航空会社の上級会員カードとは違い、搭乗手続きでの優先チェックインはない。また、稀に航空会社のラウンジとは違う少し質素なラウンジを設定している空港もある。


ただ、長時間待つ場合は本当に助かるので、特に色々な航空会社の飛行機に搭乗する場合はプライオリティーパスはかなり有用なカードと言えよう。

 

 

 


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