異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連19】人生の3大資金とアーリーリタイア

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、人生の3大資金とアーリーリタイアについての考察となります。

人生の3大資金とは、


◆教育資金
◆住宅資金
◆老後資金


を指しますが、このそれぞれとアーリーリタイアの関連性についても見ていきたいと思います。

※資金という部分は、支出、イベント他、色々言い換えた表現が使われているようですが、ここでは資金と統一してお話いたします。

 


①人生の3大資金について


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A)教育資金について

結婚し、子供ができた場合の、子供の教育のための費用を指す。学習塾を含めた習い事の費用から、学校の費用まで教育に関する費用のことで、私立 or 国公立等、進む道によってかなりの差が生まれるものである。

 

以下、文部科学省2018年発表の学費のみの比較データであるが、


▼幼稚園〜大学全て国公立      〜800万円
▼幼稚園〜高校公立、大学私立 〜1,000万円
▼幼稚園〜大学全て私立    〜2,300万円


と、その差は顕著である。

そして、大学で下宿をしたり、大学院に進んだりといった場合は、更に費用は上乗せされることになる。
上記は子供一人当たりであるため、複数の子供がいる場合は人数分を乗じることになる。

 


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B)住宅資金について

こちらも文字通り、住宅にかかる費用のことであり、マイホーム購入や賃貸など複数の選択肢もあるが、一般的には住宅購入費用を指すケースが多いように感じる。

因みに、住宅金融支援機構の2018年調査レポートによると、全国平均の住宅購入費用はマンションタイプで約4,400万円(首都圏に絞ると約4,900万円)、建売住宅で約3,400万円(首都圏に絞ると約3,800万円)とのことであった。

 

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C)老後資金について

こちらは、退職後の生活資金についてである。
少し前に、老後資金2,000万円問題というのが注目を集めていた。これは、退職後の夫婦が生活するにあたり、年金だけでは約5万円/月が不足し、その期間が30年あった場合は、約2,000万円(単純計算では1,800万円)が不足するという話のようである。
金融庁の試算によると、不足見込み額は1,300万円〜2,000万円とされている。

この賛否にはここで触れないが、いずれにしても、豊かに暮らしていくためには、個人としても老後資金を蓄える必要があることは自明の理である。


以上の3つの資金が、人生の3大資金ということであるが、確かにこれらだけで1億円近い出費にもなり得る大きな資金と言えよう。

 


②異端児リーマンにおける3大資金状況

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では、これらの資金について、異端児リーマンの現時点での実績や見込みによるケースを見ていく。


A)教育資金

現在子供2名、海外駐在をしている関係から学習塾等かなり教育費がかかっているが、基本的に設定としては、二人とも中学まで公立、又は会社負担による海外の学校、高校と大学は下宿を伴う私立学校通学としている。
勿論、合格できる学校にもよるが、一人2,000万円ずつは必要となる予定である。


尚、生まれてから15歳(中学卒業)まで、教育資金として年間32万円をそれぞれ積み立てており、更に子ども手当や小さい頃からのお年玉やお祝いも合わせて貯蓄している。
こちらは私立学校進学時の費用の足しに、更には将来の結婚の際のお祝い(200万円程度)として活用する計画である。

 

B)住宅資金

既に都内にマンションを購入済、一度目の海外駐在終了後間もなく住宅ローンは完済。
海外駐在期間中は投資用不動産として活用しているが、購入費用だけでなく、毎月の管理費、修繕積立費、そして毎年の固定資産税が現在もコストとして発生している。

↓以前の記事「マンション購入時の検討事項」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

C)老後資金

プチ アーリーリタイア企画で規定したとおり、早退後は夫婦二人がある程度豊かに人生を楽しんでいくための生活費として、年間450万円を必要としており、老後資金としては450万円x死ぬまでの年数の金額となるが、自身で準備する資金としては、投資額を含めて金融資産で8,400万円が必要と試算している。

↓以前の記事「早退後の生活原資のリアル」

hereticsalaryman.hatenablog.com


③3大資金とアーリーリタイアについて
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プチ アーリーリタイアを選択肢としている40代の異端児リーマンにとって、3大資金の内、住宅資金は既に通り過ぎており、老後資金はこれからも計画としての精査を続けていくものであるが、当面振りかかってこないものである。

一方、今も直面し、現在進行形で変化を続けているのは教育資金である。

 

これまで何度か、アーリーリタイアやセミリタイアの実現に家族(子供)≒教育資金は費用面の足枷になる、というような内容を目にしたことがある。
確かに、費用や出費の面だけで判断するのであれば、教育資金は負荷であり重荷である。
ただ、異端児リーマンも、金銭的な価値以外の満足感や社会的意義も重んじるべきという考え方を持っており、この道をしっかりと通過した上でプチ アーリーリタイアを実現させたいと思っている。

それだけでなく、今の私がいるのも家族がいたが故の結果とも感じている。

 

私自身における実体験として、両親は私立学校に高校から通わせてくれ、更に下宿までさせてもらった後、社会へと送り出してくれた。

異端児リーマンのプチ アーリーリタイアも、子供の教育資金にはできる限り制限は付けない形で進めていくことにしている。

(勿論、効果部分の妥当性については都度評価している。)

 

 

 

 


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