異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【駐在関連21】海外駐在によるキャリア形成の道

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、海外駐在によるキャリア形成のお話です。


世間一般的に、海外駐在はキャリアアップに有効的と考えられております。

ただ、異端児リーマンのように「生涯海外勤務!」とまでは言いませんが、とにかく海外駐在員にこだわり、希望を主張し続けるような場合は、社内でのキャリアアップには有効的とは言えないかもしれません。

 

あくまで異端児リーマンの属する会社での個人的な考察となりますが、ここでは海外駐在によるキャリアアップについてまとめていきたいと思います。

 


①海外駐在はキャリアアップに必要か?

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異端児リーマンの属する製造企業でも40代になる頃には、事務系同期入社で辞めずに残っている約7割は海外駐在を経験している。


海外駐在は、日本勤務時の役職より上の職責ポジション※となるのが一般的であり、平社員でもナショナルスタッフの部下を持つケースも少なくない。
(※例えば本社で課長であった人が、現地会社では部長や支店長、時に社長となるというような形。)

 

そういう意味でも3〜4年の海外勤務で経験を積み、日本勤務を再開する際に、昇格するという人も多い。
つまり、海外駐在を経験すると、昇格後の業務をスムースにこなすことができる能力が、身についている場合が多く、異端児リーマンの属する会社でも海外駐在がキャリアアップの1つの要素であると言える。

 

現在の本社執行役員クラス(年次がだいぶ上の世代)を見ても、海外駐在経験がないメンバーは稀である。

 

明確には文言化、ルール化されているものは見ていないが、異端児リーマンの属する会社では、会社側としても人材育成プログラムやキャリアプログラムに海外駐在を設定しているようである。

 


②海外ビジネス専門要員のキャリア形成について

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では、異端児リーマンのように自ら方方に働きかけ、いわば例外的に海外駐在を続けているような自称、海外ビジネス専門要員の場合はどうだろうか?
↓以前の記事「海外駐在実現方法」

hereticsalaryman.hatenablog.com

異端児リーマンの属する会社でも、外国語大学からの入社などを含め、長期間同じ国で海外駐在を続けているような人がかなり少数ではあるがいる。
専門採用とも呼ばれているが、ネイティブ並みの現地語で業務をこなしている。
ただ、現状としてこのタイプの方々は、あるポジションまでで止まってしまうケースが殆どである。

 

一方、若い年代には専門採用のような人はおらず、逆に外国人を日本の本社採用とし、経験を積ませた上で現地に送り込むというようなケースが増えてきているようにも感じる。

 

いずれにしても、外国語がネイティブでもなく、ただ海外ビジネスでの実績アピールと自己主張で海外勤務を続けている異端児リーマンのようなケースは稀で、十分なサンプル数はないが、少なくとも本社で言う役員や事業部長クラスにこのような変わり者はいない。

 

話をまとめると、一度や二度の海外駐在は、キャリア形成に必須の条件の一つと言えるが、それ以上の海外駐在経験は少なくともキャリアアップのためのプラス材料にはなっていないようである。

 

異端児リーマンは、この先もし日本へ帰任となり昇格する道、又は海外ビジネスのエキスパートとして同じポジションで海外駐在を続ける道、どちらかを選択できるような機会が来たとしても、迷わず後者の海外駐在を選ぶ。

日本に帰任して昇格しても海外駐在員の給与には全く追いつけないし、職務のグレードも既に上の仕事をしているため、あまり変わらないからである。
ただ専門採用というわけではないので、他のセールスポイントを蓄え続け、差別化を図っていかねばならない。

 

 

 

 

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