異端児リーマンの記録

異端児リーマンの記録

海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連41】貯蓄の罠

お越しいただきありがとうございます。

久しぶりの投稿となります。


本日はアーリーリタイア実現の想定外の刺客?とも言える貯蓄の罠についてのお話です。

 


①アーリーリタイアにおける貯蓄の罠とは

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個々人の性格に大きく起因すると思われるが、アーリーリタイア実現のために貯蓄(貯金)を始めると、きり無く続けてしまうという話をよく耳にする。
確かにお金が貯れば貯まるほどリタイア後に趣味や生活にもお金をかけることができ、より充実したものになりそうである。

更に心配性の方は、資産目標の設定ができず、又は非現実的な設定となりアーリーリタイアを夢見ていたとしても達成できないまま定年退職を迎えるということもあるであろう。

 

ドラゴンクエストなどのロールプレイングゲーム(RPG)をやったことある方なら共感される人もいるかもしれないが、ボスキャラを倒しにいく際、ギリギリのレベル(経験値に基づくレベル)でボスに挑むスタイルという方も勿論多いと思うが、異端児リーマンのように、とにかくレベルを上げ、圧勝、危なげなくボスを攻略したいと考える方もいるであろう。
このレベル上げ、いくらまでやればいいのかを当然考えるのであるが、とにかくいつまでもレベル上げを続け、なかなかボスを倒しにいかない、中には最大レベルまで上げるというような猛者の話も耳にする。

 

このケースでも同じことが言えるが、「時間」を犠牲にして「レベル」を必要以上に上げるという罠に嵌っているとも言える。
子供の頃は無駄にする時間もいっぱいあったが、50代ではその限りにあらずとも言えよう。

 

アーリーリタイアを企画する上で、この貯蓄の罠にはまってしまうと、どこでリタイアして良いのかがわからなくなり、結果皆が強制的に排出されるタイミングとも言える定年退職まで貯蓄し続けてしまうということにもなりかねない。

 

◆お金はあの世に持っていけない
◆時間は有限であり、特に50代は体力、気力的にラストチャンス≒貴重である(あくまで異端児リーマンの考えとして)

 

これらの点からも、私個人的には時間と資産をどうバランスさせるのか?、即ち目標資産額と達成時期をどう設定するのかという検討がアーリーリタイア企画でもビッグイベントなのである。

 


②異端児リーマンと貯蓄の罠について

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性格的に石橋を叩いて渡る事も多い異端児リーマンは、プチ アーリーリタイア企画の立案時にも色々とホケン的に安全マージンを設定している。

 

 

〈プチアーリーリタイア企画での設定〉
a)不労所得、年250万円の形成
b)70歳まで預貯金から年200万円の切り崩し
(70歳以降は年金と上記 a)不労所得で生活)

 

これを「安全に」実現するために、(退職金を含めてではあるが)金融資産設定を8,400万円、更には都内のローン完済済マンションを保有し続けることを前提とし、53歳での達成を目指している。

↓以前の記事「プチ アーリーリタイア企画」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

伴侶や扶養する子供がいるため、万が一を色々と想定しているということもあるが、私以上に慎重派かもしれない伴侶の理解を得るための二段、三段構えとも言える目標金融資産設定でもある。
↓以前の記事「早退後の生活原資のリアル」

hereticsalaryman.hatenablog.com


当初、上記の8,400万円の設定も1億円にしたほうが良いのでは?と考えてみたり、リタイア後の生活費をもっと高く設定しておいたほうが良いのではないか?と思ったりもしていた。
ただ、そうなるといくら海外駐在による金融資産形成計画であっても、子供が巣立ったタイミングでのプチ アーリーリタイアは実現できそうもなかった。

 

つまり、異端児リーマンの企画では、
達成時期=53歳
目標資産設定=8,400万円
バランスさせたということになる。

 

現在の仕事が苦痛で仕方ない場合は、もっと達成時期を早める形を取ることもできよう。上記はあくまで現在置かれている状況での私の考えるベストチョイスである。

 

更に貯蓄の罠は、目標達成時にこそ猛威を振るう可能性がある。
具体例を挙げると、目標達成したが「あと1年働けば、早退後もっと良い暮らしができそうだ」というような発想などであるが、これを考え出すと、アーリーリタイアに乗り出せなくなってしまう。

 

異端児リーマンも、プチ アーリーリタイアすること自体は目的ではなく、人生をより濃いものにするための選択肢の1つと考えている。
とはいえ、ホケンを色々とかけ自身で十分と思えるリタイア企画にしているからこそ、目標達成時にリタイア後にやりたいことが仕事を勝っているのであれば、スパッとリタイアに移行できるようしたいとも思っている。

 

企画を十二分に練り上げ、それを自身に言い聞かせる、これが慎重派の方の貯蓄の罠に対抗する大きな対抗措置だと考えている。

 

 

 


▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。