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本日は、最近ハマっているYouTubeのお金や投資に関する動画の中で、ホリエモンこと堀江貴文さんの貯金はするな!あり金は全部使え!という考え方についてのお話です。
ホリエモンチャンネルという堀江貴文さんのYouTubeのチャンネルは、本当に面白いと思います。今まで考えたこともなかった視点を気付かせてくれたり、本人の強い想いや信念を感じることができたりと日々勉強させてもらっています。
インターネットが普及したおかげで、海外駐在員でも等しく、こういったメディアに触れることができるのもありがたい話ですね。
では、一見びっくりするようなタイトルですが、貯金はするなという真意や、アーリーリタイアを目指す人にとっての預貯金の必要性について見ていきたいと思います。
①貯金はするな!という真意
堀江さんが預貯金をしないという点での考えは以下となる。
◆貯金が当たり前・良い事という考えは、戦時中やその前からの戦費調達のための政府から国民への指導であり、その名残りである
◆今の時代、預貯金の金利はほとんどない
◆貯金するくらいならそのお金で事業をするべき
◆むしろ資金を貯めるまでの時間も勿体無いので借金して事業をするべき
◆借金はチャラにできる(自己破産や会社更生法など)
◆人生は有限、どんどん借金してチャレンジするべき
◆(金利もつかない)貯金はやめてやりたいことをしよう
※要約につき、ある断面だけを切り取っているので、全体像はホリエモンチャンネルの動画をご参照願う。
この動画の中で、特に響いたのは、お金をためてから事業をする(起業をする)という考えは時間がもったいないというポイントであった。
例えば、5年間、夢を叶えるために貯金をして、それからアクションを起こすというような形ではなく、今お金を借りてすぐにアクションを起こすべき!という点である。
私も過去に、宅配便のドライバーを数年間やって預貯金を貯めた上で、事業を始めたというような成功談や苦労話を耳にしたことがあったが、確かに時間が勿体無いし、やりたい事業がすでにあるのに開始できないまま、貯金をしている間に他の人に先に始められてしまう可能性だってある。
この話を聞いた当時は、このような発想やアイデアには至らなかったと記憶している。
やはりこういう発想ができる人が、大きく社会を変えている人なんだろう。
②アーリーリタイアにおける預貯金の必要性
次に、異端児リーマンによる、アーリーリタイアにおける預貯金の必要性についての考察となるが、アーリーリタイアを目指す上では、預貯金は必要かつ重要なものと言えよう。
もちろん、株式や不動産などによるリターン(インカムゲイン)が十分に見込めるのであれば預貯金は最小限で良い。
ただこの点は、前出の堀江さんの貯金はするな!という考えとは真逆のことを言っていることになる。
これは、「やりたいことの違い」や「環境による違い」によるものであると考えている。
堀江さんのやりたいことは、事業やベンチャーへの投資である。つまり広い意味で仕事である。
一方で、アーリーリタイアを目指す人は、やりたいことは仕事ではない。
つまり、堀江さんの想いというのは、事業をやりたいような人は、貯金なんかするべきではなく、借金を駆使して今すぐ一歩踏み出そうということだと解釈できる。
やりたいことが、事業ではなく仕事をリタイアした後の趣味であるならば、やはり預貯金や不労所得は必須だということだ。
別の視点で、環境の違いということを記載したが、堀江さんは現在、扶養されている家族もおらず、いわば自由がきく環境でもある。
養っている家族がいる中で、積極的に借金しながら事業投資を続けていく、そして最悪の場合は、自己破産や生活保護を頼れば良いという大胆な発想は、私は持つことが出来そうにない。(だからこそ一般小市民なのであろう。)
このホリエモンチャンネルとの出会いによって、私のプチ アーリーリタイア企画でも、もっと早くに、またはもっと充実したFinancial Indipendence(経済的自立)を達成する方法もあるのではないか?という疑問を持つきっかけをもらったとも感じている。
自身の価値観やものさしだけでの企画ではあるが、海外駐在員のベネフィットに加えて、副業や海外での投資活動など、その他のアプローチという視点で収入を見つめ直してみることも、この企画の深みを増す意味では必要だと感じることができた。
預貯金や事業投資という目線では、感動はすれど賛同はできないという状況ではあるが、ホリエモンチャンネルでは、様々な切り口からわかりやすく物事を解説してくれており、気付きや勉強となる点も非常に多い。
今後も同チャンネルを定期的にチェックしていきたいと思っている。
▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。