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本日は、海外駐在員の中でも特に途上国駐在をしている日本人の散髪事情についての話題となります。
①途上国におけるローカル理容室、美容室の問題点
ローカル理美容室の問題点として、真っ先に思い浮かぶのは衛生面であろう。
ここでは、これまでの4カ国(の内、3カ国が途上国)での駐在経験から、現地ローカルの理容室、美容室で実際に感じたり直面した不都合や問題点を以下に列挙してみる。
・衛生面(カミソリの刃)
・衛生面(洗髪の際の汚い水、臭いタオル、カバー類)
・衛生面(カット済毛髪の未清掃)
・現地語しか通じずオーダーが伝わらない
・どんなオーダーをしても現地流行髪型に似せてくる
・写真を見せても再現できない
・ハサミで必ず毛髪を抜いてしまう
・洗髪部隊は必ず爪で頭皮をガリガリする
・(店によるが)マッサージやパックを強烈に推奨してくる
・(店によるが)いかがわしい店かと錯覚するような服装の店員がいる※伴侶に誤解を与える
ここで挙げたのは実際に異端児リーマンが体験した事のある、途上国ローカル散髪のあれこれであるが、途上国であっても、地元の高級理美容室や、都心部では日本人経営の理美容店もあったりと、日本より格安で衛生的な散髪や頭皮ケアが気軽に楽しめたり、更にお金を出せば、場所によっては日本と同等のクオリティーの散髪も出来る。
②駐在員(日本人)の途上国生活における散髪の種類
途上国散髪のグレードとしては、費用面で安い順より、
❏青空散髪(露店散髪)
❏ローカル店舗大衆理美容室
❏ローカル高給店舗美容室
❏日本人をターゲットとしたローカル高給店舗理美容室
❏日本人美容師のいる超高級美容室
などが存在している。あくまで現在駐在している途上国における男性ヘアカット+αにおける価格イメージ(実際の支払い金額を日本円換算したもの)ではあるが、
❏青空散髪(露店散髪)
⇒200円(カット+一部剃り+セット)
❏ローカル店舗大衆理美容室
⇒500〜750円(カット+洗髪+一部剃り+セット)
❏ローカル高給店舗美容室
⇒1,000〜2,000円(カット+洗髪+一部剃り+セット)
❏日本人をターゲットとしたローカル高給店舗理美容室
⇒N/A(現在の駐在国では経験なし)
❏日本人美容師のいる超高級理美容室
⇒4,000〜5,000円(カット+洗髪+剃り+セット)
※ローカル大衆店舗や高給店舗で、マッサージや顔パック、耳掻きなどを組み入れている店も多い。
では、これまでの駐在国で実際に私の周りの途上国駐在員が散髪をどうしているのかという点であるが、男性駐在員の多くは、
❏ローカル高給店舗美容室
❏日本人をターゲットとした高給店舗理美容室
❏日本人美容師のいる超高級美容室
という選択肢、更には
■日本への出張や一時帰国までは散髪しない
という選択であった。
定常的な選択肢としてはある程度の衛生面での安心感がある店舗を選択する人が多い印象である。
因みに、私の伴侶も日本へ戻るまでは現地の美容室は使用していない一人である。(本件はあくまで男性駐在員の散髪事情としているため、詳細は割愛する。)
③異端児リーマンの場合
私は昔からかなりの散髪好きである。海外駐在でも、
❏ローカル店舗大衆理美容室
⇒500〜750円(カット+洗髪+一部剃り+セット)
❏ローカル高給店舗美容室
⇒1,000〜2,000円(カット+洗髪+一部剃り+セット)
この2つは頻繁に利用する。
ネタとして、過去何度か青空散髪も体験したが、基本その際はカットのみとしてもらい、剃りは遠慮している。ローカル店舗の大衆利用でも、カミソリが替刃式でない場合は剃りはスキップしてもらうことにしている。
新型コロナの影響で、数カ月散髪できなかったタイミングでは、ローカル大衆理容室での「おまかせ」カットにトライし、駐在国でのナウでヤングな髪型を体感してみた。
結果、流行りのツーブロックにされるのかと思いきや、ベリーショート風の髪型となり、どこかの将軍バリの側面の激しい刈り上げを体感することになった。
現在静かに髪が伸びるのを待っている状況である。
▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。