異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連48】アイデンティティークライシスについて

お越しいただきありがとうございます。


本日は、リタイア関連の記事でよく見かけるアイデンティティークライシスについての話となります。
ネット上でも、アーリーリタイアにおける失敗や後悔、落とし穴といったような内容に、度々このアイデンティティークライシスは登場しておりますが、これはアーリーリタイア後に金銭的な理由で再度働き始めなければならないというような物理的な失敗ではなく、心が満たされずに結果復帰するというような、気持ちに起因する失敗のケースに該当するものと言えます。

気持ちに起因する失敗のケースについて、いくつかの具体例を挙げますと、例えば人との繋がりがなくなったことからくる疎外感や、何もすることがないというような虚無感、そして今回話題に挙げましたアイデンティティークライシスなどとなります。

↓以前の記事「リタイア失敗の考察」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

 

本日はこのアイデンティティークライシスとはどういうもので、実際プチ アーリーリタイアを目指している異端児リーマンはどう回避していくのか、そもそも考慮が必要な事象なのか等について考えていきたいと思います。

 


アイデンティティークライシスとは

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Identity Crysisとは「自己認識の危機」や「自己の喪失」と約されるものであるが、簡単に表現すると、例えばリタイアにより、それまで何十年も務めていた会社での地位や立場、仕事を急に失い、自分は一体何なのか?仕事をしていない自分は存在価値があるのか?などと悩んでしまうようなことである。


自分らしさを見失うといったほうがイメージがわくかもしれない。仕事人間や会社人間という表現があるが、そういう人がある日突然仕事をしなくなった際などに特に出やすい事象なのかもしれない。

実際は、リタイアした人だけでなく、様々な人や場面で起こりうることのようであるが、ここではサラリーマンにおけるリタイア後の危機の1つとして掘り下げていくことにする。

 

 

②アーリーリタイア実現後のアイデンティティークライシスへの対抗


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個人的な感覚として、(仕事や会社に起因する)アイデンティティークライシスは、最後まで勤め上げた定年退職者に多い事象だという印象がある。
※医者や専門家ではないのであくまで個人的見解として。

 

仕事や会社が生きがいであり、自身のすべてであるというような人は、そもそもアーリーリタイアやセミリタイアを目指すケースは少ない。

 

アーリーリタイアやセミリタイアを目指している人は、早退後に仕事以上にやりたいことや目標があったり、仕事や会社が嫌であったりと、仕事アイデンティティーが無くなったとしても、他のアイデンティティーが形成されているケースが多いように感じる。

 

その上で、あえて予防策を考えるとした場合の、異端児リーマン流、アーリーリタイア後のアイデンティティークライシスへの対抗策としては、

 

◆自己の喪失を意識する暇がないくらい、早退後にやりたいことを企画しておく
◆飽きが来ないように色々なジャンルや分野に挑戦する
◆一人で行うやりたいことだけでなく、夫婦で楽しむこと、仲間と楽しむことを企画する
◆達成感を見える化する(資格取得や白地図への訪問先の色塗りなど)

 

⇒全てに共通すること、それは計画性ということかもしれない。ガチガチに固める必要は全くないが、資金面での安心感、そしてバケットリストによるやりたい事の見える化など企画がじっくり練られていれば、迷うことはなさそうである。

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。