異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関係60】プチアーリーリタイア企画の軌道修正

お越しいただきありがとうございます。

公私ともバタバタしており、暫く更新できずにおりました。

 

気を取り直して本日は、このブログで紹介しているプチ アーリーリタイア企画で、実際に直面した軌道修正についてのお話です。

アーリーリタイアを企画する上で、重要な役割を担っているライフプランシート(以降の見込み収入と想定支出、資産形成を長期計画したもの)は常に変更が伴うものです。収入が増えたり、見込んでいた支出が減った場合は、資産形成がより進むことになり、選択肢が早く訪れたり、増えたりすることになりますが、その逆もまた然りで、収入が見込みより減少したり、見込んでいなかった支出が発生した場合は、資産形成が計画より遅れることになります。

こちらでは、プチ アーリーリタイア企画の概要を再度紹介した上で、今回の変化点によってどういう軌道修正となっているのかという点について、まとめていきたいと思います。

↓以前の記事「ライフプランシート」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

①異端児リーマンのプチ アーリーリタイア企画ついて

 

a)基本コンセプト

❏(支出が見通しやすい)子供が巣立ってからとなる50代中盤に、リタイア後の十分な資産を形成した上で、定年より少しだけ早退して第2の人生を楽しむことを目標にしている。
❏引退までの収入と支出見込みをライフプランシートに纏め、資産状況を管理している。
❏老後もそれなりにお金をかけて人生を楽しむ前提での目標資産を設定している。
❏資産の形成には、収入を増やす、支出を減らす、投資するなど色々と方法があるが、主に海外駐在による本業収入を増やす形(+自宅貸出による賃貸収入+自社株積上げ)での資産形成を目指している。
❏既に無駄を省いた支出状況であるため、これ以上我慢の伴う節約はしない。

 

b)具体的数値情報

夫婦二人の生活費設定として450万円/年と置いている。

最低限の生活費200万円/年+人生を楽しむ費用250万円/年=450万円/年

として設定。この費用については、預貯金からと不労所得からのハイブリッド型で捻出することにしている。

◇最低限の生活費は、早退後から70歳まで預貯金から200万円/年の切り崩しとし、70歳以降は年金=国民年金+厚生年金+企業年金を充当する。

◇人生を楽しむ費用は、株の配当や不動産収入などの不労所得から250万円/年捻出する。

 

❐設定生活費を得るための目標資産額設定は、53歳でのプチ アーリーリタイア前提で8,400万円としている。

預貯金切り崩し分は53歳から70歳まで17年間X200万円=3,400万円必要

不労所得分はインカムゲインと不動産賃貸収入から250万円/年を捻出予定。株の配当金などインカムゲインから125万円/年、都内の自宅マンションの賃貸収入として、諸経費や税金を除いた手取りとして125万円/年以上を得る想定である。インカムゲインは現実的なラインとして税引き後2.5%利回りの想定であるため、元金5,000万円が必要ということになる。

つまり、このプチ アーリーリタイア企画では、

3,400万円+5,000万円=8,400万円

を目標資産額と設定している。

 

※尚、異端児リーマンのプランにおけるリタイア後のホケンとなりうる資産は、自宅マンションとインカムゲインの原資である5,000万円である。(原資分は元本割れのリスク有り。)

 

②企画の軌道修正について


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ここからは直近で行った資産形成面での軌道修正についてであるが、具体的には想定外の教育費が発生したことによる支出増加とそれに伴う目標資産達成時期のズレの発生についての報告となる。

 

《発生事由と経済的インパクト》

🔳事由:

⇨子供が留学することになり、想定教育費を超えることになった。

🔳経済的インパクト:

⇨元々私立学校通学前提でライフプランシートを作成。今回の留学により+250〜300万円/年の支出増加となり、3年間合計750〜900万円の支出増加が見込まれることになった。

 

望んでこの形に落ち着いたため、教育費増加は全く悔いはない。ただ企画自体の見直しは必要となった。

 

《軌道修正内容》

🔳具体的変更点

⇨約2年間の早退タイミングの後ろ倒し(53歳→55歳)

 

今回の想定外支出を900万円とした場合、その不足分を、リタイアタイミングをずらして、追加で資産形成しなければならない。

ただ一方で、1年リタイアタイミング後ろ倒しにすることで、預貯金切り崩しを想定していた200万円/年の目標設定額は減額することができることになる。

(仕事を続けている間は生活費を含めた支出を織り込んでいるため、この200万円は不要となる。)

つまり、2年後ろ倒しをするということは、目標資産設定額は預貯金3,000万円+インカムゲイン用投資元金5,000万円=8,000万円となる。(=▲400万円)

そして延長した2年で、

900万円ー400万円 = 500万円の追加資産形成をすることになる。こちらは子供達も巣立った後のはずで、問題はなさそうである。

 

このように、今回大きな軌道修正を入れる結果となったが、満足度が上がる教育費負担の増加であり、個人的には前向きに捉えている。むしろ、今後どういう風にこの2年を巻き返していけるか?色々と画策していきたい。

hereticsalaryman.hatenablog.com

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