異端児リーマンの記録

異端児リーマンの記録

海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連65】アーリーリタイアと小遣いについて

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、小遣いについての話題となります。

 

異端児リーマンは、結婚後も自身で家計管理を担当しておりますが、支出の固定化、見える化の意図もあり、一応自主的な小遣い制という形をとっております。海外駐在中の現在も月度支給分は現地通貨ではありますが、小遣い制を継続しております。

 

ここでは、私の小遣い遍歴、そしてよくニュースなどでも取り上げられているサラリーマンの平均小遣いデータの紹介と、プチ アーリーリタイア企画で想定している早退後の小遣いについてまとめていきたいと思います。

 

 

①異端児リーマンの小遣い遍歴


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私の小遣いの始まりは、小学3年生に遡る。

田舎暮らしで、田畑に囲まれた自然豊かな環境下、公園で友人たちと野球やサッカーに没頭したり、ダムでブラックバス釣りをしたりの少年時代であった。そんな田舎者でも小学3年生頃には、徐々に小遣いをもらっている友人が増えていき、遊んだ後に駄菓子屋でジュースやお菓子を買っては、まだ小遣いをもらっていなかったメンバーから羨ましがられていたものだ。

 

そんな異端児リーマンも、同じように小遣いに憧れ、両親に懇願し小学3年生で300円/月の給付金を勝ち得ることになった。当時、支給の条件として小遣い帳を記帳し報告することを義務として課せられていた。※記帳は確認する親側も面倒だったようで、1年ほどで有耶無耶になったと記憶している。

 

決して高い小遣いではなかったが、自由に使えるお金が出来たことで、一気に娯楽の幅が広がった。

 

その後、学年が上がるごとに、100円ずつ加算され、小学6年生で600円、中学は1,000円からスタートし、学年が上がるごとに1,000円のベースアップ、更に(これまた両親と交渉し)当時通っていた塾で定期的に開かれる実力テストによるクラス編成で、上位クラスに在籍できている期間はプラスでもらえるという仕組みになっていた。

 

中学3年生では塾の上位クラスの手当てがあったこともあり、月額5,000円という大金を受け取っていた。

 

高校に上がってからは基本給?が10,000円と、加えて成績により特別手当を受け取る形となっていたが、小遣い欲しさから?中間、期末試験ともそこそこの位置につけており、小遣いとしては大体20,000円/月をもらっていたと記憶している。

 

当時は、自身主導の交渉によって周囲より若干多めの小遣いを支給されている!と気分よく過ごしていたが、実際のところは当時の両親によって、それほど大きな負担ではないインセンティブでしっかり学業に勤しむ形に振り向けられていたことに、自分が子を持つ親になって初めて気付かされたような気がする。当時の親はきっと小遣い欲しさに必死になってテスト前に勉強していた私を見てしめしめと思っていたのであろう。

 

クラブ活動が忙しかったこともあり、大学卒業までは小遣い(=生活費)を受け取っていた。大学時代は小遣いと生活費の内訳が不明なため、記載しないが、流石に成績などによるインセンティブは無かった。

 

そして社会人となってから結婚するまでは、お恥ずかしながら給与≒小遣いという暮らしをしていた。独身寮暮らしではあったが、持ち株会と財形貯蓄での給与天引き以外の一切の資産形成活動を放棄し、国の経済を回す活動に貢献してきた。

 

※資産形成的には後悔しかないポンコツ独身生活であったと言える。ただ当時の異端児リーマンの名誉のために、飲み代や遊び代に散財していただけでなく、週末は英語と中国語の語学学校に通ったりと、一部自分磨きにも投資していたことを申し添えたい。

 

少し脱線するが、私は結婚時に預貯金がほぼ無く、堅実に限られた給与からも貯蓄を続けていた現在の伴侶には大変驚かれたものである。そんな伴侶であったが、結婚後は私の強い要望により家庭に入ってもらい、専業主婦として私や子供達を支え続けてくれている。家計管理については何となく私が担当することになったのであるが、独身時代に浪費していた私への不信感が無かったのか後に聞いたところ、伴侶としては、自身が稼いだお金ではないという思いもあり、一定の生活費さえ安定して支給してくれれば(且つ消費者金融などへの借金がなければ)後は気にしないと考えるようになったようである。

 

ここ数年続いている私の小遣い設定は、月50,000円、ボーナス時100,000円/回の年間80万円としている。結婚当初の若い時代は年収も低く、小遣い設定も低かったが、年齢と共に年収も少しずつ上がっていき、現在の形へ落ち着いている。※習い事の費用などもここから捻出しているため、余裕ある設定にしている。

 

また、プチ アーリーリタイアを企画してからは、将来の車とバイク購入の夢ができたため、この設定小遣いの中からざっくり50,000円〜200,000円/年と少しずつではあるが預金を続けている。因みに、海外駐在期間中は月度分小遣いは現地通貨で受け取っているため、主に日本の小遣い口座へ振り込みしているボーナス分の余剰分から預金する形となっている。

加えて、2020年に禁煙して以降は、コロナ起因の飲み会減少も相まって、現地通貨含めて小遣い預金形成が加速している。

ただ使う時はガンガン使っており、特に節約している感覚はなく、これからもちょこちょこ良いものを食べたり、ゴルフや飲み会に行きQOLを維持、向上していく計画である。

 

 

②サラリーマンの小遣いデータ

 

次に、一般的なサラリーマンの小遣いについてであるが、新生銀行が、20代から50代を対象に実施した「2021年サラリーマンのお小遣い調査」の結果を発表しているのでこちらを紹介する。

🔹男性会社員の小遣い額は毎月平均38,710円

🔹女性会社員は毎月平均34,398円

🔹2020年の調査結果比較で男性の小遣い額はマイナス709円、女性はプラス544円

 

🔹男性会社員の昼食代は649円(前年比64円増加)

🔹女性会社員は590円(前年比7円増)
🔹男性会社員の1ヵ月の飲み代は13,229円(前年比1,609円増)

🔹女性会社員は9,707円(前年比1,252円増)

 

上記が主なポイントとなる。当該データのサンプル数は会社員(正社員、契約社員派遣社員)に絞ると2,000人程度とそれほど多くないが、ある程度傾向は掴めるであろう。

又20代の小遣いが多く、当たり前ではあるが、家庭を持ち始めると下がる傾向にあるようだ。

 

実際、異端児リーマンの属する会社の同僚の小遣いでも、下は30,000円〜上はなんと100,000円/月まで幅広かった。※因みに独身者はそもそも小遣いという概念がほぼなかった。

基本的に奥様が家計管理されている子育て世代の同僚は、小遣い制が導入されていることが多い印象であるが、話を聞いた中には家庭を持っている同僚でも、特に金額を決めていないというメンバーも少なくはなかった。

これまで話を聞いてきた中で最も個性的な小遣い制として、月給分は全て家計に入れ(奥様に預け)、ボーナスを全て自身の小遣いとしている方もいた。

 

社内でこれまで話題に出ていた小遣い制の形の中では感覚的に、40,000〜60,000円というのがボリュームゾーンであったように思う。

上記金額には(都心オフィスのため800-1000円/回はかかってしまう)外食の昼食代を含んでいたケースが多く、特に愛煙家などは飲み代が十分には確保できず苦しい小遣い設定だと嘆いていた方もいた。

※異端児リーマン調べ

 

 

③プチ アーリーリタイア後の小遣い設定について


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では、リタイア後の小遣いの設定についてであるが、こちらはサラリーマン時代以上に重要な管理項目と言えよう。何より早退後は自由時間が一気に増えるため、お金を使う機会も増えるからだ。

そんなリタイア後に、いかに支出を固定化、見える化できるかという点が、その後の第二の人生を永く楽しむコツとも言えよう。

 

異端児リーマン流早退後の小遣い、エンターテインメント費の設定は以下となる。

🔹夫婦それぞれ小遣いは50,000円/月

🔹その他共通娯楽費として「年間」800,000円

↓以前の記事「リタイア後の想定生活費」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

サラリーマン時代から月額の小遣いが50,000円という期間が長かったので、早退後の違和感も特にないと考えている。ボーナス時の小遣い支給はリタイア後はなくなるのだが、それ以上の金額の共通娯楽費を設定しており、夫婦で時間を過ごす形を意識している。

重複するが、早退後は毎日自由時間が多いため、過去の記事でも紹介したように、コストがかからない趣味を併せ持つことは大変重要となってくる。

↓以前の記事「コストがかからない趣味を持つ重要性」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

いずれにしても、小遣いの範囲内で全力で楽しむということをこの先も続けていきたい。

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。