異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連111】終活の前の老活とは?

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、老活についての話題となります。

 

これまでに「終活」という言葉を目や耳にされた方は多いかもしれません。私自身も高齢になりつつある両親もいることから、終活には随分前から触れていたのですが、この「老活」という言葉を知ったのはつい最近でした。


老活は「おいかつ」や「ろうかつ」と呼び、終活の前に実施すべき活動とされています。

 

ここからは、この老活について簡単に紹介し、その上で私自身の老活状況についても記していきたいと思います。

 


①老活とは?

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老活とは、素晴らしい老後が過ごせるための活動(Wikipedia引用)である。つまり、老後を楽しむための事前準備活動と言える。


終活と老活の違いについて、終活は遺産相続や葬式の想定、私物の整理など、自身が死ぬことへ備える活動であるのに対して、老活は一般的にその前段階である、仕事をリタイアした後の第二の人生を楽しむために備える活動とされている。

 

一時、頻繁にメディアでも取りあげられていた「老後2,000万円問題」なども同じであるが、老後のための様々な備えを若いうち(今)から始めておくべき!というような啓蒙活動や問題提起が今後もますます積極化されていく流れにあり、この老活という言葉も今後一般化していくことになると思われる。

 

次に、老活の具体的な活動内容について掘り下げてみよう。これには明確な定義があるわけではないようであるが、以下インターネット上で様々に纏められている項目を抜粋していく。

 

▫️老前整理
→身の回りにある私物や財産の把握、整理や処分

▫️老後住まいの検討
→例えば、夫婦二人だけであれば、適切な間取りへの住み替え、また高齢化を見据え戸建てからマンションへの引っ越し、バリアフリー化へのリフォームなどの検討

▫️老後資金の確保
→年金制度にのみ依存しない資産形成や、老後を充実させるための余裕資金作り

▫️健康管理
→リタイア後を健康に過ごすための健康維持活動

▫️長く付き合える趣味作り
→仕事や会社以外での交流、自分の居場所づくり

▫️やりたいことのリストアップ
→思いついた老後にやりたいことのメモ、リスト化(忘れてしまわないように)

▫️生活の見直し
→資産状況に応じた適切な老後生活費の設定、現在の生活からの見直し、各種保険の適正化など

 

どれも至極当たり前の内容ではあるのだが、実際にはリタイアはまだまだ先であるからと、これらの検討や備えを後回しにしがちという方も多い。一方で、すでにある老活の関連記事の多くでは、直前であたふたしないためにも、40代から着手するべきである!などの主張が目立った。

 


②私の老活について

 

私は、30代中盤の初海外駐在で派遣員の特権に触れたことにより、この海外駐在の継続による本業収入の増加、住居費や水光熱費、医療費などの会社負担による現地生活費支出の減少、持ち家の貸し出しによる資産運用、これら三拍子により、定年より少しだけ早退し、第2の人生をフライング的に始めるというプチ アーリーリタイアというものを企画し、適宜見直しを加えながら、日々その実現へ向けた準備に取り組んでいる。

つまり、その前倒しを含めて、この老活項目の殆どを既に推進していると言える。

 

老前整理の中にある財産の把握や整理については、資産形成(やポートフォリオの評価)として鋭意取り組み中であり、老後の住まいについても、移住先候補も含め検討が進んでいる項目であり、趣味づくりや、やりたいことのリストアップも、バケットシート(死ぬまでにやりたいことリスト)を作成し都度更新している。老後資金の確保生活の見直しについてもまた然り、こちらの点についてはシミュレーションも万全である。

 

一方、ここで取りあげた項目の内、私もできていない点は、
🔸(老前整理の中の)私物の整理
🔸健康維持
の2つである。私物の整理については、まだ子育て期間中にあり、増えていくものもまだまだあるため、プチ アーリーリタイア実現時の両実家の中間地点への移住時にまとめて実施する予定である。

健康維持は・・・出来ていないという指摘への反論が思い浮かばない。社会人となって以降、体重と腹回りばかり成長している状況からも、頑張らねば!としか言えない。

 

老活については、いつから考え始めても、早すぎるということはない。老後を見据え、個々にに違いもあるその人にとってのリタイア後のリスクを把握し(熟考し)、それに備えるというのは、今の生活を見直すきっかけに繋がることもあり、まさに良いことづくめでもあろう。

 

既に私の知人友人へは、ライフプランシート(将来にわたる収入、支出、資産状況の見える化を含めた人生設計)の重要性を説いている状況にあるが、今後はこの(終活の前の)老活というキーワードも交えて話をしていきたいと考えている。

※私自身、皆にアーリーリタイアを勧めているのではなく、ライフプラン(≒マネー)と向き合う癖をつける重要性の普及に取り組んでいるだけである点を申し添える。


引き続きプチ アーリーリタイア企画実現へ向け、老活にも邁進していきたい。

 

 

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。