異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連115】「お金が貯まらない人の家でよく見かける2つのモノ」という記事

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、PRESIDENT Onlineに掲載されていた、お金が貯まらない人の家でよく見かける・・・1億円貯めたFPが「1日も早く捨てるべき」という2つのモノという記事の紹介と考察となります。

 

今回の記事も、日々のネットサーフィンにて出会いました。私自身、良質な睡眠にはあまり良くないと頭では理解しつつも、就寝前に部屋の電気を消してからのネット検索が日課となってしまっております。その間、様々なジャンルのネット記事に触れるようにしていますが、中でもアーリーリタイア、FIREやお金に関する内容は、頻繁に検索する項目となっています。

これらの調査?は、定年退職から数年だけ早退し、第二の人生をフライング的に楽しむという私のプチ アーリーリタイア企画においても、企画そのものに抜け漏れがないか、また早退のための資産形成において有益な情報はないか、というようなチェック機能としても重要な役割を担っております。(と、自身に言い聞かせ、就寝前の長時間のネットサーフィンを正当化しております。)

 

ここからは、この記事の内容の紹介と、考察を進めていきたいと思います。

 


①1日も早く捨てるべき2つのモノとは?

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今回の記事は、PRESIDENT Onlineに掲載されていた、お金が貯まらない人の家でよく見かける・・・1億円貯めたFPが「1日も早く捨てるべき」という2つのモノという記事の紹介となる。この記事では、当該FP(ファイナンシャルプランナー)の品田さんが、「資産形成のために、投資するより先に、家の中にある不要なものを捨てた方が良い」という主張をされており、その捨てるべきモノを紹介している。

president.jp

では、具体的に何をなぜ(何のために)捨てた方が良いと言っているのかについて紹介していきたい。

 

捨てるべきモノ
▫️テレビ
▫️(いつか見るであろうと取りおいている)書類
▫️(トイレ・バス・キッチンの)マット
▫️ラグ

※この記事では、冒頭「2つのモノ」との記載があったが、実際には上記4つの捨てるべきモノが紹介されており、更に捨てるのではなく、そもそも買うべきではないモノとして、高価な時計高級車が紹介されていた。

(この記事の2つのモノとは、恐らく前段に出てきていたテレビと書類の事を表しているのだと思われる。)

 

次に、それぞれのモノへの説明も簡単に取り上げてみる。

 

テレビ
・映像情報のため、視覚を奪われてしまう
・不要な情報が多すぎる(必要な情報はネットで取得すれば良い)
・視聴率優先のため不倫、離婚など注目を集めやすいネガティブな情報が意図的、優先的に流されがち
・コマーシャルにより物欲が刺激されてしまう


溜め込んだ書類
・いつか見るはずと取り置いても、そのいつかが永遠に訪れないケースも多い
・書類をここに保管しているという不要な情報を限られたキャパシティーの脳に残してしまう
・説明書などもネット上に電子データがあるため、もはや紙媒体としては不要である
→原本が必要な契約書などは除き、なんとなく保管してしまっておるものを捨てるべきとの主張であった。

 

マットやラグ
・掃除や手入れに時間がかかる
・汚れがシミになり外観が悪くなる
・カビやダニの住処となる
・(子供がいる場合のトイレマットは)おしっこ保管器である

 

これらの捨てるべきとされるモノは、とりあえず置くという発想が、貧乏神を呼ぶことに繋がるとのことであった。また、同氏はこの記事の中で、「モノを溜め込んでいる家にお金は入ってこない」とも言っている。


ムダを控え、自分にとって何が本当に幸せなのか(=必要なのか)ということを突き詰めれば、自然とお金を使わなくなり、そのお金を投資に回すことで金銭的だけでなく精神的にも余裕が出るとのことであった。

 

次に、捨てるべきものではなく、高いグレードのものが不要なものとして挙げられていた、高級時計と高級車についての説明も抜粋しておく。

 

高級時計
・本来の役割は時間を正確に伝えることだけ
・機能だけで言うならApple Watchで十分である

 

高級車
・移動のためと割りきるのであれば、中古車を一括購入する形で良いのではないか
・資産価値も購入時をピークとして目減りしていくものである

 

これらの見栄消費に対しては、自分の消費行動がぶれていないかについて、1年に1回はチェックするように提案している。

 

 

②記事の考察

 

今回の記事については、タイトルとも言うべき冒頭の部分と、記事全体の内容には少し違和感があったが、(不要なモノを通じて)主張されている点については納得いくものもいくつかあった。

 

腑に落ちたポイント:

🔹一方的且つ意図的に映像情報が流れてくるテレビへの警鐘
🔹不要なものの処分の推奨
🔹所有物の合理性の追及
🔹見栄消費の(適度な)抑制とその定期点検の提案

 

次に、今回挙げられていた夫々のモノについての個人的見解を記載していく。

 

私自身は海外駐在をしており、過去の駐在国でのプロパガンダや露骨な情報操作を目の当たりにしている点からも、テレビの持つこれらの問題点については、十二分に理解できるものでもある。

ただ、アーリーリタイア実現後もテレビ自体を捨てるつもりはなく、引き続き携帯やパソコンなどと併用していく予定である。理由は、この記事で主張されていたコマーシャルによる物欲の刺激も含めて、テレビの性質を理解した上で、上手く情報を取捨選択すれば良いと考えているからだ。場合によっては、自身が思いつかなかった視点や考えに意図せず出会えることも有るかもしれない。


一方で、究極的な節約や消費行動の抑制が目的であれば、自身の意思の強さや度合いにもよるが、情報や誘惑を完全に遮断する=例えばテレビ自体を家に置かない というのも有効な手段と言えよう。自身は乗っかるつもりはないが、主張している点に違和感はない。

 

マットやラグについては、個人的には無くても全く困らないものの1つではあるが、同居している伴侶が色々と拘りを持っている点でもあり、家庭平和も鑑みて捨てたり廃止したりという選択肢には至らなさそうである。こちらは、お金が貯まる貯まらないに大きく影響する点ではなさそうだ。

 

そして、見栄消費として挙げていた時計や車については、同氏の主張している「機能による選択」は、確かに理想であると頷ける。

ただ、趣味の範囲でデザインやブランドを楽しむことも、例えば生活に張り合いが出るなどの効果など、経済価値以外の意味合いも人によってあるであろう点や、どの程度を高級と呼ぶのかという点も、夫々の人の経済観念などにより基準が難しい点から、万人が納得できるものとも言えなさそうだ。


私自身は、ブランドに溺れるのではなく、生活の充実のために収入と支出の状況に応じて、程よくその価値を取り入れていきたいと思っている。そもそも程々に今を楽しみ、程よく老後を楽しむための準備をしているところであり、固定化された支出の中にあるムダ・浪費とも思われがちな消費は現在も楽しんでいるところである。

 

この記事に触れ、とりあえず日本に溜め込んでいる、なんとなく保管している書類や説明書の整理だけは、次回の一時帰国の際にでも進めていこうと考えることに繋がった。

 

これまでの日常のネット検索により、いくつかの面白い記事に出会えているため、追々そちらについても紹介と考察を進めていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。