異端児リーマンの記録

異端児リーマンの記録

海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

MENU

【早退関連73】企業毎に違う福利厚生について

お越しいただきありがとうございます。


本日は、企業毎に千差万別でもある福利厚生についての話題です。
皆さんの会社ではどういう福利厚生があるでしょうか?
ここでは福利厚生自体について、そして各企業で様々に展開されております個性的な福利厚生についてまとめていきたいと思います。

 


①福利厚生とは?

 

福利厚生とは、企業側が従業員やその家族に対して給与や賞与に加えて支給する報酬やサービスである。
福利厚生は、社会保険など法律で義務化されている法定福利厚生と、企業側が自由に導入している法定外福利厚生に分けられる。
この内、法定外福利厚生は企業毎に特色が表れる部分とも言えるのであるが、導入する目的は従業員とその家族の生活の安定や健康増進などとされている。

 

法定福利厚生
・健康保険
介護保険
・厚生年金保
雇用保険
労災保険
・子ども、子育て拠出

 

法定外福利厚生(一例)
・住宅補助
・健康増進プログラム
自己啓発
・会社による休暇制度
・財産形成プログラム
等々、企業によりけり


実際に導入する企業側にも様々なメリットがあるとされている。
福利厚生が手厚い企業は良い人材が集まりやすい。更に入社後の社員の満足度が維持向上される効果があり、離職率低減にもつながる。それに、単に給与を上げるだけでは達成できない健康増進なども図ることができる。また違った視点からは、一部節税につながるものもある。


もう一方の企業側のデメリットとしては、コストがかかるということのみならず、福利厚生の管理の手間も増え、総務人事系の工数を取られることなどが挙げられる。

 

現在多くの企業で、この法定外福利厚生が導入されており、三者三様という状況である。
異端児リーマンの属する会社でも、法定外福利厚生は設定されており、ユニークではないのかもしれないが、

・独身寮
・賃貸住宅費用補助
・福利厚生ポイント付与
自己啓発支援金
・財形貯蓄、持株会での補助
・休暇制度
などが挙げられる。

 

これまでは自身の会社の制度しか知らない状況であったが、今回色々と調べている中で「面白い福利厚生」を導入している企業を知ることができたので次項で紹介していきたい。

 


②ユニークな福利厚生

f:id:HereticSalaryman:20220925174246j:image

以下、インターネット上で紹介されていたユニークな福利厚生を紹介していく。

 

❐二日酔い休暇
飲みすぎた翌日有給休暇とは別に午前休暇を付与
❐失恋休暇
失恋した翌日より1〜3日有給休暇とは別に休暇を付与
パワーナップ制度
昼食休憩とは別に15分間仮眠休憩を付与
❐自転車通勤手当
健康増進目的で自転車通勤の補助を制度化
❐Sick Leave制度
本人や家族だけでなくペットの病気や怪我による年10日間の休暇付与
❐推しメン休暇
好きなアイドルやキャラクターの記念日での休暇取得、活動費支援
❐役員ランチ
月に一度、役員を指名してランチ会を開催
バンジージャンプ、パラグライダー支援
会社によるピンポイントな娯楽費用負担
❐発電手当
自宅に太陽光発電システムを導入した従業員への補助
❐出戻り手形制度
退職後2年以内であれば退職前の役職、ポジションでの復帰を約束
❐幕張手当
幕張指定エリアに住むスタッフへ月5万円支給
❐サッカー休暇
ワールドカップやオリンピックの当日または翌日臨時休暇を付与
❐LOVE休暇
年1日大切な人の誕生月に休暇とプレゼント代を支給
❐猫手当、猫同伴出勤
保護猫の飼い主に対して手当を支給し、一緒に出社も許可

 

いくつかは思わずネタではないか?と笑ってしまった。私にとってはどれもこれも驚きの制度であった。

 

 

③アーリーリタイアと福利厚生

 

プチ アーリーリタイアを企画し金融資産形成に努めている異端児リーマンにとって、金銭価値に置き換えられるような法定外福利厚生は資産形成上重要な役割を担っていると言える。

 

実際に属する会社の制度で見ても、休暇制度など直接金融資産形成には寄与しないものを除き、福利厚生ポイントや、持株会の奨励金などは給与や賞与以外の貴重な収入源となっている。

 

また、資格取得や自己啓発の支援についても、自身の価値を高めることは収入の増加に繋がる可能性も高く、間接的に将来の資産形成の役に立つものと言えよう。実際に若い頃には、この自己啓発支援制度を活用し英語や第二外国語での「駅前留学」を継続し、その後の海外駐在でも役立てている。

 

因みに福利厚生ポイントというのは、設定されているプログラム内であれば、年毎に付与されている支援ポイントを自由に使える制度であり、例えば旅行に行った場合、半額を上限としてポイントを使用しキャッシュバックを受けることができるというものである。


私のケースでは、この年間で12万円相当にもなるポイントを全て生命保険(含 養老保険)に充てており、実質半額分生命保険の支払いを会社に肩代わりしてもらっている。


もう一方の従業員持株会については、以前の記事でも紹介したように、奨励金(購入補助金)が10%つくため、海外駐在期間中の現在は上限額での購入を続けている。
↓以前の記事「従業員持株会のメリット・デメリット」

hereticsalaryman.hatenablog.com


福利厚生ポイントの活用方法は、個人の価値観にも左右されるものでもある。例えば、(今年は)人生を楽しむための出費に充てたいと考えれば、上述の福利厚生ポイントを、従来からの追加の娯楽としての旅行代金やゴルフプレーフィーの一部に活用すればよいし、健康維持を目的とするのであれば、全額自費だけではなかなか敷居の高かった人間ドックツアーに活用したっていい。


因みに信じられないのであるが、私の属する会社のこの福利厚生ポイントでも、少なからず一定数の未活用者がいるようである。

 

いずれにしても、法定外福利厚生は言わばその会社での特権であり、給与、賞与以外のベネフィットとして上手く活用していくべきである。
資産形成面だけで言うならば、安価で生活できる独身寮や社宅、賃貸住宅の家賃補助などを含め上手く会社の制度を活用しながら資産形成を続けて行くのが、FI(経済的自立・自由)を達成する近道の1つとも言えよう。

 

一度ご自身の属する会社の法定外福利厚生の中身について調べ、知らずに未活用のままとなっている項目がないか確認することをおすすめしたい。

 

↓以前の記事「従業員持株会の資産形成効果」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。