異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【駐在関連39】ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)の条件改悪の衝撃

お越しいただきありがとうございます。


本日は、クレジットカードの条件改悪についての話題となります。


私自身、海外駐在をしている中で、以下のポイントからANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)+家族カード(伴侶分)を活用しております。

 

スターアライアンスゴールドのステータスを会費で維持したい(空港でのラウンジ使用や優先チェックイン、搭乗などの特典を活用したい)
・家族帯同による海外赴任のため伴侶にもスターアライアンスゴールドのステータスを共有したい(旅行や一時帰国などでの空港ラウンジ使用など子供を含めた家族全員で特典活用をしたい)
マイレージを効率よく積算し旅行やアップグレードを楽しみたい(搭乗マイルだけでなく買い物でもマイルを比較的良いレートで効果的に積算したい)

 

私同様に、こういった航空会社系のクレジットカードを保有している方も多いと思います。日本国内勤務者でも海外出張など頻繁に行かれる方も多数いらっしゃるので、海外赴任者だけというわけではありませんが、一般的に海外赴任者(やその帯同家族)は出張だけでなく、赴任や帰任時の渡航に加え、一時帰国、時に冠婚葬祭での緊急帰国など飛行機に乗る機会が物理的に必ず発生しますので、ステータスによる特典をより活用できる環境にあると言えます。

 

一方、デメリットの一つでもあるのですが、クレジットカードの種類によっては高額の

「年会費」が発生することもあります。クレカ別のコスパ(コストパフォーマンス≒お得度合い)の比較も様々なサイトでなされておりますが、ここからは、2022年8月より条件が改悪され話題となっております、ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)の新条件を中心に見ていきたいと思います。

 


ANAスーパーフライヤーズゴールドカード新条件(改悪のポイント)


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以下、異端児リーマンが実際に保有している三井住友カード発行のスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)における2022年8月から順次適応となる条件改悪についてまとめていく。
※本件私の理解で要約しているものであり、詳細項目については同社ホームページなどへ確認願う。

 

❏WEB明細利用による年会費割引の廃止
これまで、WEB明細を利用することで(一定条件を満たした場合)年会費から1,100円割引するという特典があったのであるが、今回こちらが2022年10月10日以降廃止となる。これは非常に痛い。

❏マイ・ペイすリボ追加ポイント付与サービスの変更
これまでリボ払いの手数料が含まれる月の請求では、通常ポイントに加えてポイントの追加還元(200円につき0.5%)されていたが、こちらは2022年8月10日以降新サービスへ移行する。条件によって年2回を上限に500円相当のポイント付与となるようである。

※こちらは年1回と使用頻度が低いので実質的なダメージはほぼない。

❏情報誌VISA、MY LOUNGEの無料送付サービスの廃止
2022年8月送付分を最後に、無料送付サービスが廃止され、希望者のみへの有料化サービス(1,980円/年)へ移行となる。

※こちらは海外赴任中は国内の実家に届いてはいたものの、あまり活用していないので実質的な被害はない。

❏カードへ自動付帯の海外、国内旅行保険の適用条件の変更
2022年10月以降は、すべての保険項目について、事前に旅費などでクレジットカードを使用していないと補償対象とならない形へ変更された。

 

以上が、今回の具体的な改悪ポイントとなる。

 


②異端児リーマンの今後のANAスーパーフライヤーズゴールドカード、家族カードとの付き合い方

 

新条件下(改悪後)の当該VISAのゴールドカードと家族カードの
年会費(税込)は以下となる。

 

通常(参考):
本会員16,500円
家族会員8,250円
=24,750円

 

割引適用後(改悪後):
本会員12,650円
家族会員6,600円
=19,250円 →1,100円コストアップ
※マイ・ペイすリボ活用時

 

今回の改悪で異端児リーマンの考える深刻なダメージは、上記の1,100円の年会費だけであるが、もともと年会費が高い上に、コロナによる影響で約2年飛行機に乗ったり空港を利用する機会も殆ど無かったこともあり、そんな中での今回の改悪は衝撃的でもあった。全くステータスによるメリット(スターアライアンスゴールドの特権)が享受できない中でのコストアップであったからだ。

 

これまでも、節約の中でも我慢を伴わない「支出の適正化」として、生命保険の見直しや、日本勤務時は格安SIMを活用したりと、価値以上に支払いをしてきた項目の見直しを進めてきたのであるが、このANAスーパーフライヤーズゴールドカード(含 家族カード)の年会費はステータス維持とマイレージの効率的積算の双方のベネフィットから、聖域的に見て見ぬふりをしてきたアイテムの1つでもあった。

 

漸く様々な国でコロナ規制が緩和されてきたこともあり、より自由な国の往来ができるようになるはずなので、取り返す意味でもこれから存分に特権を活用するという考えもあるが、今後年会費に見合ったステータスや特権なのかという点は継続的に考えていきたいとも思っている。

具体的に言うと、将来本帰国をして当面国内勤務となった際には、少なくとも家族会員分はまず解約する事を前提に検討していく。

 

一方、プチ アーリーリタイアを実現した後は、退職後すぐの世界一周旅行プランに加えて、夫婦で毎年国内外の旅行に行く予定にしている。そしてこの旅行では、一部区間であってもマイレージによる特典航空券で行く夢を描いているのであるが、その夢実現のためには、まだ今時点で本会員としてのこのカードは魅力的と考えている。

 

つまり、纏めると、

・海外駐在期間中は本会員、家族会員とも継続

・本帰国後、家族会員は解約

というのが、異端児リーマンのANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)との当面の付き合い方となる。

 

今後も支出に対しては色んな側面からコスパ、すなわち「費用対効果」を考えていきたい。

 

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