異端児リーマンの記録

異端児リーマンの記録

海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【駐在関連36】新型コロナ感染記

お越しいただきありがとうございます。

 

少し投稿の間隔があいてしまったのですが、本日は海外駐在期間中における新型コロナ感染(COVID-19罹患)についての情報となります。

 

駐在先で、これまで新型コロナに感染することなく業務や生活を続けてきていたのですが、最近ついに感染してしまい、自宅療養を続けておりました。

ここでは罹患から回復までの体験記について簡単に記していこうと思います。

 

 

①症状について
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0日目

風邪の初期症状のような関節痛(悪寒)と下痢の体調異変発生。熱はない。念のため在宅勤務を継続し、その日の夕刻に抗原迅速検査を自主的に実施も結果は陰性。とりあえず様子見とした。

 

1日目(陽性反応)

関節痛、下痢両症状とも継続。熱はなし。その日の夕刻に抗原迅速検査を自主的に実施し、とうとう陽性反応が出る。

地区のガイドラインに従い、宿泊先経由で陽性の届出を実施。症状が現時点軽症であること、また病院が飽和状態であることなどから選択肢なく自宅療養となる。

発症後一週間後(ここでいう8日目)に再度PCR検査又は抗原検査を実施し、陰性なら外出再開可、陽性なら更に3日の延長療養となるようだ。特に食料や薬の支援があるわけではなく、外出のみ制限される形。弁当のデリバリーで食いつなぐ形となった。(種類はかなり豊富なため飽きない。)

 

2日目

関節痛、下痢症状とも継続。熱はなし。加えて咳が出始め、のどの痛み、鼻水も出始める。日本の市販薬を服用し始める。

 

3日目

関節痛は漸く治まり、下痢、咳、のどの痛み、鼻水のみとなる。咳と鼻水は症状悪化していく。日本の市販薬服用を継続。

 

4日目

下痢がやっと治まってきた。咳、のどの痛み、鼻水の症状は依然継続しているが、以降悪化はせず。日本の市販薬服用を継続。

 

5日目

のどの痛みも消える。ただ、咳と鼻水の症状は依然残っている状況。部屋から出ることができないため、殆ど座っており、腰痛が悪化。

 

6日目

この日を境に、咳と鼻水の症状も徐々に改善してきたが、依然完治状態とは呼べないレベル。

 

7日目

この日も咳と鼻水の症状は改善基調であるが、完治状態とまではいかず。

 

8日目(抗原検査)

咳はほぼでなくなったが、鼻水は続いている状況。午後に抗原迅速検査を実施し、見事陰性となった。(結果に対し、鼻水の状況から若干怪しいと感じている。)

本日から外出可能との事であったが、鼻水が少し出ていたことから念のため翌日まで様子見とし、外出は控えることにした。

特に届出が必要なわけではなく、各自判断で療養を終了する形にも違和感があったが、ともあれこれで復帰扱いとの事である。

 

9日目(回復日)

起床し体温チェックも異常なし、鼻水もようやくでなくなり完治を実感できるようになった。念のため出社は控え在宅勤務としたが、久方ぶりの外出(外食)も再開。自由な生活に喜びをかみしめることになった。この日をコロナ感染からの回復日と位置づけ通常生活へと復帰することになった。

 

 

 

②罹患から回復まで

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ワクチンを2回接種していたからか、新型コロナの種類によるからなのかは不明であるが、症状としては軽症の部類に入り、長期戦ではあったが重症化することなく回復することができた。

私のケースは風邪の症状(比較的長期間)であったが、新型コロナ用の治療薬等は市中にはまだ出回ってきておらず、罹患してもひたすら耐え忍ぶという療養方法であった。

新型コロナもワクチン、治療薬が出てきたところで、インフルエンザ同等の扱いに変わっていくのだと思うが、変異種の到来等まだまだこの先も不透明な部分も多く、いまだに世界を混乱に陥れている初期段階と言えよう。(どこでうつってきたのか、不明なままである。)

 

現在の駐在国ではまさに今、実に多くの知人や友人(日本人)が新型コロナに罹患している。症状については、発症後2-3日で完全に症状がなくなるタイプと、一週間経っても症状が残るタイプに大別されているように感じる。

残念ながら、異端児リーマンは後者であったため、発症後8日目まで一部症状が残った状態であった。

一番長い方で、14日間も検査で陰性にならなかった方もいたようで、本当に感染した種?による当たりはずれがあるように感じた。いずれにしても今回の罹患では重症化することもなく、そのまま回復できたことは不幸中の幸いであった。

 

実は、以前の駐在国で公私ともにお世話になっていた方が、昨年新型コロナで闘病の末お亡くなりになられた。まだお若く、更に目立った疾患等もなかったが、ワクチン接種前の罹患となり、運悪く駐在国で重症化してしまい、帰らぬ人となってしまった。

本当に身近な方のご不幸であり、いまだに受け入れがたいものである。

 

駐在国の医療レベルによっては、このような新種のウィルス蔓延に限らず、助かるはずの命まで奪われてしまうというようなケースも少なくない。

我々途上国駐在員は、特にそういうリスクを考えながら生活していく必要性が高いと感じている。

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。