異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【その他14】富裕層の行動パターン

お越しいただきありがとうございます。


本日は、富裕層の行動パターンについての話題となります。


皆さんの中にも、インターネット上で「お金持ちはこういうことをしている」とか、「本当の富裕層はこういうことをやらない」といった内容の記事を目にした方もいるのではないでしょうか?

私も最近、「本当のお金持ちほど質素な暮らしをしている」というような内容のWeb記事に出会いました。この記事では、真のお金持ちは普段から自炊による粗食で生活したり、高級ブランド品などは身につけず、鞄として紙袋を活用しているなどという具体的な倹約の状況も実例として紹介されておりました。
投資の神様として有名なウォーレン・バフェット氏もその莫大な保有資産がありながら、豪華とは言えない自宅に住み、高級ブランドの服も好まず、安価なハンバーガーが好物とのことです。正直、これらは私のイメージしていた富裕層の暮らしとは天と地ほどの差がある暮らしぶりです。

 

確かに富裕層の中には、上述のように普段から質素倹約に努め、捻出した余裕資金を投資したり貯蓄に回したりという方もいらっしゃると思います。ですが一部のこういった方々を除いた多くの富裕層は、自身が拘る部分に惜しみ無く資金を投入して、ある意味「優雅に」暮らしているものだと理解しております。(但し、富裕層の中でも、現役で働いている方や引退後の方などそのスタイルもまちまちで、一元的にその暮らしの傾向を語ることはできないとも理解しております。)

 

ある記事によると、富裕層こそ質素な生活をしているという"うわさ"は、お金持ちにこそそうあってもらいたいという庶民の願望であるとの記載もありました。一庶民である私が、上記のような記事を目にして読み進め、更にこのように深掘りしているこの状況も、ある意味そういう願望の現れなのかもしれません。

 

ここからは、富裕層の定義を再度紹介した上で、インターネット上に掲載されている様々な富裕層の行動パターン、更には富裕層がやらないことといった内容を列挙し、資産形成を進めている私にとって参考に出来そうな点があるのかを見ていきたいと思います。
尚、富裕層の行動パターンに関する各ポイントの抜粋については、その時点では私見を入れず、あくまでWeb上で掲載されており私が辿り着いた記事のピックアップである点(=玉石混淆であること)ご了承願います。

 


①富裕層の定義(おさらい)

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富裕層の定義として一般的に広く活用されている野村総合研究所のレポートでは、純金融資産の保有額によって以下のように富裕層を定義している。

【純金融資産分類】
◆超富裕層   :5億円以上

◆富裕層    :1億円以上    
◆準富裕層   :5,000万円以上1億円未満
◆アッパーマス層:3,000万円以上5,000万円未満
◆マス層    :3,000万円未満


この区分によると、富裕層とは1億円以上の純金融資産を保有する人のことを指している。
因みに、ここで言う純金融資産とは不動産(持ち家や投資用不動産)価値を含めず、現金預貯金や株式、投資信託などの金融資産に限定され、更に「純」ということで、住宅ローンなど負債がある場合は、その価値を保有金融資産から引いた資産価値で表したものとなる。

 


②富裕層の行動パターン(ポイントの抜粋)

 

ここからは、インターネット上で取り上げられていた富裕層の行動パターンについて、そのポイントを羅列していく。

<富裕層の行動>

時間に起因するポイント
🔹家事代行サービスの活用
🔹時短家電(掃除ロボ、食洗機等)の積極導入
🔹通勤時間短縮のための高コストな都市部住居(勤務地近く)の選択


投資関連のポイント
🔹長期投資前提の資産運用
🔹複利の活用
🔹定額投資(ドル・コスト平均法
🔹入念な企業分析


その他のポイント
🔹健康への投資
🔹自己啓発への投資
🔹外見を整えるための投資(印象も重要となる経営者等)
🔹惜しみない子供の教育投資
🔹趣味への投資(心を豊かにするお金の活用)
🔹必要なものの購入は即断即決

🔹長いスパンの目標を持っている

🔹欲しいモノではなく必要なモノを買う

🔹トイレのふたを閉める

 

参考) となりの億万長者-成功を生む7つの法則
(トマス・J・スタンリー他著)
🔹収入よりはるかに少ない支出での生活
🔹資産形成のための時間、エネルギー、資金の効率良い配分
🔹世間体を気にせず浪費を控え、お金の心配を無くす
🔹親から子供への経済的援助の停止(社会人以降)
🔹経済的自立・自由の達成
🔹ビジネスチャンスへの嗅覚
🔹適性のある職業選び

 

 

③富裕層がやらないこと(ポイントの抜粋)


次にこちらも数々取り上げられている富裕層がやらないことというポイントを羅列していく。

🟥ギャンブル

🟥宝くじ
🟥投機的商品への投資
🟥衝動買い
🟥時間をかけた安さの追及
🟥見栄をはるための買い物
🟥目先のことのみの判断(安物買いの銭失い)
🟥自分の考えへの固執
🟥費用対効果の薄いものへの支払い
🟥初対面の人から勧められるものの購入や投資
🟥セールやバーゲンでの買い物
🟥暴飲暴食、無意味な飲み会

 


④最後に

 

今回富裕層の行動パターンという点でポイントを整理してみて感じたこと、それは、

・お金を費やし時間を大切にする
・お金にも上手に働いてもらう
・健康や自身の能力向上をお金をかけて目指す

などに積極的にお金を活用しているというような内容が多かったということだ。


富裕層にまで登りつめると、当然余裕資金が多いということになる。つまりお金を使える機会は庶民とは比べ物にならないほどあるのであるが、そうであるからこそその消費の価値を考える能力が大切になってくるのだと感じた。

 

今回ポイントを列挙してみて、改めて私自身に備わっていないと感じたパターン、それは時間をお金で買うということである。

1日の時間は24時間で、これは万人に平等であり、富裕層の人も私を含む庶民も分け隔てない。富裕層はこの時間についてもその資産で積極的に効率化しようとしているのである。これはなかなか私自身取り入れることにより抵抗が大きい。


例えば、特売があり遠くのスーパーに半額の玉子を買いに自転車を走らせるというのは、同じ価値のものを安く入手できる点から、その距離に限度はあれど支出の適正化・最適化に効果的とも考えていた。


私自身、富裕層の思考と違い、どうせ家でテレビを見ている位なら、ちょっと運動がてら遠くのスーパーへ遠征しよう!というようなノリであるのだが、そもそも多くの富裕層の方々には、この家でダラダラテレビを見るという発想自体が受け入れられないのかもしれない。

 

今回も富裕層の行動パターンについての様々な記事に触れ、それを取り入れていくかは別として、私にとって新しいパターンを知るきっかけとなった。引き続き様々な視点による情報収集を進めていきたい。

 

 

 

 

 

▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。