異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連98】リバランス(資産配分の見直し)について

お越しいただきありがとうございます。


本日は、リバランスについての話題となります。リバランスとは保有している資産の配分を見直すことを言います。
現在投資活動をしている方の中には、ご自身の資産構成(ポートフォリオ)についてある設定値を定めている方や、夫々の資産の構成目安を意識されている方も多いかと思います。

 

ここからはリバランスについて簡単に掘り下げ、私自身の資産配分とリバランスについて纏めていこうと思います。

 


①リバランスについて

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冒頭で記載したとおり、リバランスとは自身で保有している資産割合を定期的に見直すことを指している。
一口に資産と言っても、不動産、現金(日本円・外貨)、株式、債権、投資信託、金などその種類は多岐にわたる。
そしてその資産価値は、運用状況によって刻一刻と変化していくものでもある。


もともと資産を分散投資してバランスさせていたとしても、例えば株価が急騰し、資産構成における株の比率が大きくなりすぎていたり、その逆で現金比率が急上昇していたりなど、従来理想と考えて分散投資していた配分が崩れ、リスク軽減効果が十分に発揮できなくなることも珍しくない。

 

そこで必要となると言われているのがリバランスである。定期的に資産配分を見直し、常に最適と考えている資産構成を維持することでリスクに備えることができる。

 

具体的に言うと、
 現金500万円
 株式500万円
で構成していた資産が、株高となり、
 現金500万円
 株式700万円
となったものを、株式の一部を売却し、
 現金600万円
 株式600万円
に調整すること、これがリバランスの一例となる。

 

リバランスには、一定期間で見直しを行うようなケースや、一定比率を越えた場合に見直しを行うケースなどそのタイミングも多種多様である。

そして上記のように、運用している資産内で行う形だけでなく、新たな資金の追加によるリバランスなど、方法もまちまちである。

 

一般的に、定期的に行うリバランスは、

  • 資産減のリスクが減り、
  • (結果として)リターンが高くなる

と言われている。

値上がりした資産の一部売却(利益の確定)、値下がりして割安となった資産の買い増し(株で言うナンピン買い)を続けることにより、リバランスしない場合よりも効果的な資産運用が実現する(可能性が高くなる)からだ。勿論100%ではなく、あくまで確率論の話である。

 


②異端児リーマンの資産配分目安とリバランス

 

まず、私のプチ アーリーリタイア企画において、FI(Financial Independence=経済的自立・自由)を達成できた場合の「ざっくりとした」資産ポートフォリオを記載すると、

 🔹現金預貯金 3,000万円(37.5%)養老保険満期分+外貨を含む
 🔹株式等投資 5,000万円(62.5%)
 🔹不動産        ? ※賃貸に出す予定の都心部の自宅

となっている予定である。

自宅価値はここでは敢えて不明としているが、基本的に不動産を除いた形である金融資産形成目標が8,000万円であり、その6割強がリスク資産となっている。この株式等投資としている5,000万円の内訳も、現時点はまだ不透明ではあるが、国内株式+米国株式+投資信託(その他の国の株式や債権も含める意味での投資信託)に分割予定である。

 

次に私のリバランスについては、(現金預貯金となる3,000万円は年金受給までの生活費として200万円/年ずつ減っていくことになるため)基本的に株式等投資部分(5,000万円)における配分調整のみと考えている。更に株式投資については長期保有による配当収入を前提としているため、単なる投資比率だけではなく、配当率なども複合的に考慮したリバランスとなりそうだ。

 

一方で、海外駐在を中期的に続けている今は、長らく日本の非居住者となっていることから、日本での株式投資が原則制限されることもあり、リバランス自体が困難とも言える。

現在、黙々と持株会の上限金額設定での投資活動を続け、その評価額がどう変化しようとも売買も許されない中、その他の資産形成としては、現地給与での外貨預金や毎月の養老保険、更に日本での給与や既保有株式の配当金により銀行預金が少しずつ積み上がっていく、そんな形である。
※因みに、子供の留学による教育費の増大もあり、ここ最近で言うと現金預貯金分はさほど増加していない。

 

つまり、今後本帰国してから本格的なリバランスを実施していくことになりそうだ。今は資産ポートフォリオについては特に意識せず、来るべきそのタイミングへ向け資産形成に勤しんでいきたい。

 

 

 

 

 


▼Success is doing, not wishing.▼
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