異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連75】持ち家VS賃貸に次ぐホテル暮らしという選択肢

お越しいただきありがとうございます。


本日は、持ち家、賃貸以外の住まいの形でもあるホテル暮らしという選択肢についてです。


これまでにこのブログでも、持ち家VS賃貸に関する記事を記載したことがありますが、今回はホリエモンこと堀江貴文さんが紹介して一時期話題となっておりました、ホテル暮らしというスタイルについて詳しく見ていきたいと思います。

↓以前の記事「アーリーリタイアと持ち家 VS 賃貸論争」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

文字通り、持ち家でも賃貸でもなく、ホテルで長期的に暮らすというスタイルのことですが、昨今の新型コロナウィルス蔓延による在宅勤務やリモートワーク推進など、ワークスタイルにも色々と変化が出てきたこともあり、より注目を集めているようです。

 

もともと、ホテル暮らし自体は、新型コロナウィルス蔓延のずっと前から、旅行気分で仕事を行うワーケーションや遊牧民を意味するノマドワーカーという言葉があったように、持ち家や賃貸に次ぐ住スタイルとして、特に芸能人やフリーランスの方を中心に一定のユーザーがいました。

 

こちらは費用も高いケースが多かったことから、もともとは独身の富裕層のための選択肢という理解も多かったようですが、新型コロナウィルス蔓延により、家族のいる世帯でも、例えば子供の受験シーズンなどによる家庭内での隔離(働く親が一時期子供と離れて暮らす形)のために、数ヶ月間ホテル暮らしを開始するようなサラリーマンも多数いるうです。

 

実際に新型コロナウィルス騒動以降、メディアで度々も取り上げられている帝国ホテルやアパホテルなど知名度の高いホテルの「お得な」長期滞在プランのみならず、その他多くのホテルでも月単位などの専用「コスパ」プランを用意している状況です。

以上のように、ホテル暮らしという選択肢は、従来の富裕層、独身の非会社員のためのものから、広く一般的なスタイルの1つへと変化してきていると言えるのではないでしょうか。

 

ここからは、ホテル暮らしの特徴とメリット・デメリット、そして堀江さんが紹介していたホテル暮らしのポイント、更にはホテル暮らしが私のアーリーリタイアの選択肢となりうるのかという点についてまとめていきたいと思います。

 


①ホテル暮らしの特徴とメリット・デメリット


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ホテル暮らしとは、前述の通り持ち家や賃貸の自宅で暮らす形ではなく、ホテルで中長期的に生活するスタイルを指す。
新型コロナウィルス蔓延までは、比較的富裕層の
ノマドワーカー(ノマド遊牧民のように、パソコンやインターネットを活用し、様々な場所で仕事をする人)
・アドレスホッパー(定住する家=住所を持たずに転々と=ホッピングする人)
などのごく一部の人のみの選択肢であったが、新型コロナウィルスの蔓延以降は、一般的なサラリーマンでも、リモートワークが浸透し、更に家族を持つ世帯でも、隔離という観点から、このホテル暮らしが増えてきている。

では次に、このホテル暮らしのメリットとデメリットについて以下に列挙していく。

 

メリット
❐掃除、タオルやシーツ交換などの家事の一部をしてくれる
❐転居が簡単、敷金礼金も不要
❐家具家電が最低限備わっている(初期投資が不要)
❐水光熱費が家賃に含まれている
Wi-Fiが完備されている
❐自身に都合の良い立地を都度選択できる
❐ホテル内施設(ジム、プール、時に大浴場やサウナなど)が利用できる
❐新鮮な気持ちを味わうことができる


デメリット
❏コストが高い
❏住民票登録が困難となるケースがある
❏モノが多い人は持込めない(一部を除き収納スペースが限定的)
❏自炊が限定的となる
❏親族知人友人などを部屋に招けない

 

実際に私も海外駐在で単身赴任の期間中は、賃貸アパートではなくホテルに長期滞在していたこともあり、そのメリットは十分に実感できている。今回は日本でのホテル暮らしであるため、海外では該当しないようなデメリット(コストや住民票)についても頷ける。

↓以前の記事「単身赴任の駐在員におすすめの住居」

hereticsalaryman.hatenablog.com


堀江貴文さんのホテル暮らしのポイント

 

ホテル暮らしについて、実際にこのスタイルを選択しているホリエモンこと堀江さんの記事を拝見したことがある。

詳細は同氏のYou Tubeなどを参照願うが、私見も踏まえホテル暮らしをしているポイントを纏めると、

◇出所後に六本木ヒルズレジデンスから退去せざるを得なくなった
◇モノは、所有ではなくシェアリングも活用できる
◇必要なモノはスマホと服である(モノはそれほど必要ない)
◇大切なのは健康と仲間
◇健康維持のためホテルのジムを活用したい
◇(堀江氏の)ライフスタイルに合っている
◇マスコミ対策が必要であった

などという点が挙げられていた。

 

マスコミ対策として、(固定の)自宅なら特定されてしまうと厄介だという点は我々パンピー(一般人)には当てはまらないが、突き詰めていくとモノの所有はそれほど必要ない=ホテルに持ち込めるモノ+αだけでも十分に暮らしていけるという考え、また固定観念にとらわれず自由な発想で合理的と思える選択肢を選べば良いということを提唱しているのだと勝手に理解している。

 

因みに堀江氏も、服などの収納については、ネットで管理できるようなトランクルームを活用することも言及しているため、究極的なミニマリスト思考というわけではなさそうである。


問題提起の仕方含め、この方の発想やコメントにはいつも勉強させられている。

 

 

③アーリーリタイアにホテル暮らしという選択肢は?


最後に、異端児リーマンのプチ アーリーリタイア企画とこのホテル暮らしの相性についてであるが、正直あまり良くないと考えている。

 

理由としては、
・そもそもリタイア後に双方実家近くの田舎に引っ越すプランであり、車やバイクを「所有」したい事情がありホテル暮らしには向かない
・移住候補の複数の田舎街にホテルの選択肢がない、又は少ない
・伴侶とのリタイア生活を前提としており、伴侶側の理解が到底得られない
・ホテル暮らし自体はリタイア後の国内外旅行で十分に満喫できる
・地方部では特にコスパが悪い(持ち家や賃貸価格がかなり低いため)


などが挙げられる。ただこちらはあくまで私のプチ アーリーリタイア企画との相性であり、価値観や条件によってはホテル暮らしとリタイア後の生活の相性が良いケースもあるであろう。例えば、面倒を見なければならない両親が都心に住み、自身もある程度資産がある(持ち家のない)独身者などのケースなどが挙げられる。リタイア後から自身の身体的な不都合が出るまで、又は両親の面倒を見る必要がなくなるまで暫くは、同じ都心部の便利で快適なホテル暮らしをし、その後自身も状態に応じサービス付住宅や老人ホームへ移っていく形などは、抜群の選択肢ともなりうるのかもしれない。

 

今回のホテル暮らしという選択肢もそうであるが、知識としてより多くのことを知っているだけで、自身にとってのより良い人生を歩むためにより多くの方向性で検討をすることができる。
まだまだ青二才である異端児リーマンもこれから色々な選択肢に触れ、都度自身が納得できる最良の判断を下していきたい。

 

↓以前の記事「リタイア後の生活」

hereticsalaryman.hatenablog.com

↓以前の記事「リタイア後の田舎暮らしの考察」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

 

 

 


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