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今回は、少し方向性を変え、緩い話題として、海外駐在員(特にアジア途上国)なら共感できるであろう「あるある」について、紹介していきたいと思います。
駐在員あるある①本社出張時の「〇〇人化してきたね!」というヤジ
これは実体験であるが、日本本社出張時、久々に再会した同僚や「上の方」から、かなりの確率で「おお、久しぶり!何かお前〇〇人化してきたね!」と、からかわれる。
確かに、真冬の本社出張直前の週末に、現地(常夏)でゴルフをしていて日焼けしている場合は、かなり浮いた存在に映っているようだ。
駐在員あるある②早朝からの日本本社とのテレビ会議
海外駐在の場合、時差に悩まされる事がしばしば出てくる。例えば、日本との時差2時間のアジアでの駐在の場合、日本の朝8時は現地の朝6時である。本社の「上の方」とテレビ会議する場合、先方スケジュールの都合で、日本の8時からの打ち合わせが時々発生する。この場合、現地6時に参加しなければならない。
異端児リーマンも、何度か早朝テレビ会議に巻き込まれている。
駐在員あるある③一度も使ったことがない自宅アパートのプール
会社にもよるが、駐在員はサービスアパートメント(ハウスキーピング付き)やコンドミニアムと呼ばれる外国人向けの住居に住むケースが多い。こういった所には、ジムやプールが完備されているケースが多いが、プールは使わないケースが多い。
異端児リーマンもコンドミニアムに居住中であるが、屋外プールは使用していない。
駐在員あるある④年間ゴルフ回数100回以上、真っ黒の猛者達
単身で来ている駐在員に多いが、途上国では娯楽も限られており、平日夜は飲み屋(クラブやバー)、土日は連日ゴルフ、昼食からのマッサージというのが王道コースである。(海外のゴルフ場は、ハーフで休みがないスループレーが一般的。)
現地では結構な頻度で真っ黒の猛者(現地の方級に日焼けした日本人)に会える。中には、炎天下、1日2ラウンド(36ホール)を続けている超人も。
異端児リーマンも月1〜2回程度でゴルフを楽しんでおり、程よくローカル化している。
駐在員あるある⑤日本からの出張者への対応の温度差
駐在する国にもよるが、現地の料理が苦手な駐在員は多い。現在の異端児リーマンもそのうちの一人であり、「上の方」が出張で来る場合は、やむを得ず現地料理を選ぶ事が多いが、そうでないメンバーが来る場合は、かなりの確率で日本料理店に連れて行くようにしている。わざわざ日本から出張してきて、現地の日本食を食べたいはずがないのであるが、流石に出張者が続くと受け手側も厳しい。
「こちらの日本食のレベルを、本場の味を知る人に見てもらいたい!」これがいつもの殺し文句である。
駐在員あるある⑥万歩計1日500歩未達
こちらも国によるが、海外駐在員は基本、社有車が準備され、徒歩移動は少ないケースが多い。終日オフィスにいた場合、携帯電話の歩数計が300だったこともある。
意識高めのジム通いの方や、スポーツをしている方、前出の「猛者達」以外の場合、慢性的な運動不足、それに伴う体重の増加等、深刻な問題となる。
駐在員あるある⑦帯同家族、本帰国後の悲鳴
途上国への家族帯同による駐在の場合、サービスアパートにおけるハウスキーピングや、別途メイドを雇っているケースも多く、家事全般を外注したり、子供の面倒をみてもらうことも可能となる。
夢のような海外生活が、やがて当たり前となり、その期間が長ければ長いほど、本帰国で日本に戻ってから、発狂するマダムも多いと聞く。
(駐在員に帯同する配偶者は、会社や国によって、現地で仕事を出来ないという規制も多く、その期間、専業主婦/夫となるのが一般的である。)
異端児リーマンの場合、ハウスキーピングやメイドは付けていなかったため、この点での伴侶の悲鳴は無かったが、最初の駐在から日本へ戻った際、それまでの3分の1程度の広さしかない狭小住宅(元々住んでいた持ち家だが)に、悲鳴をあげていたことは鮮明にに記憶している。
▼Success is doing, not wishing.▼
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