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本日は、プチ アーリーリタイアをする上で必要となる資産形成についてのお話です。
一般的に言われている資産形成の方法は、「収入を増やす」、「支出を減らす」、「運用する」の3つです。
私は、主に海外駐在の手当などにより本業で「収入を増やす」形、更に駐在先の住宅費、学費、医療費、通信費などの生活費の一部が会社負担となることによる「支出の低減」、そして持ち家の賃貸や持株会制度による株式投資等により「運用する」形での資産形成、50代でのプチ アーリーリタイアを企画しております。
ここでは、資産形成の3つのポイントそれぞれについての異端児リーマン流の考え方や取り組みについて記載させていただきます。
色んなアプローチの中の1つと捉えていただければ幸いです。
①収入を増やす
通常、収入を増やすためには、本業の収入を増やす事や、副業を始める事といった方法があるが、現在のリタイア関連ブログにおける収入を増やす手立てとしては、圧倒的に後者である副業関連に注力する記事や内容が多いと感じる。
今すぐにでも現在の会社や仕事を辞めて、自由を手に入れたい!という強いモチベーションが、多くのブログの記事でも目立つ。現在、本業で辛い、苦しい思いをしているサラリーマンの方は、当然本業での収入増加は考えない。
一方で、本業の収入を増やすというのは、出世をしていったり、転職によるキャリアアップだけではない。私のように、海外駐在による収入の増加も、立派な本業収入を増やす活動である。
↓過去の記事「海外駐在実現方法」
hereticsalaryman.hatenablog.com
②支出を減らす
こちらも、資産形成のための王道である。支出を減らすという活動には、(海外駐在などによる異例の生活費低減効果を除けば) A)無駄を省く、B)我慢して支出を削るという2種類があると考えている。
A)無駄を省く
こちらは、基本的にやりたいことは我慢せず維持したまま、支出を減らしていくことである。
例えば、携帯電話のキャリア変更(格安SIM化)や、自動車保険、生命保険の同条件での見直し、住宅ローンの借り換え等である。
更に広く考えてみると、こまめに電気を消したり、出しっぱなしの水を止めたりというのも該当する。
つまり、得られる対価や満足以上に支払いをしていた支出を最適化することとも言える。
B)我慢して支出を削る
こちらは、やりたい欲求を我慢して、支払いを減らしていくことであり、私の中では、一般的に広く使われている節約※という言葉はこちらの要素が強いと思っている。
例えば、外食費をこれまでより減額したり、小遣いを減らしたり、旅行等、娯楽費を削ったりと、生活水準をこれまでのレベルから落とすことを指している。
※節約の本来の言葉の意味は「無駄を省いて切り詰めること」であり、無駄を省くことも当然、節約に含まれるが、私の中では、あまりイメージが良い言葉ではなく、あえて「我慢して切り詰める」ということのみで捉えている。
私自身も、「支出を減らす」点については、元々贅沢をしているわけでもなかったため、A)無駄を省くという部分のみ取り組んでいる状況である。
初海外駐在からの帰任後、携帯電話はIIJという格安SIM会社(MVNO)のファミリーシェアプランというものに加入し、特に不都合が出ないまま、月々の支払いは夫婦二人+長男分で5,000円程度まで下がっていたし、生命保険の見直しも実施した。
機能的に制限はあまりない(我慢が伴わない)中での無駄を省く取り組みは、面倒であるという気持ちから一歩踏み出せさえすれば、かなり有効な「支出を減らす」活動と言える。
一方の、B)我慢して支出を削る点については、個人的にストレスを伴うものも少なくないため、家族もいる中、現在の水準以上の「節約」は、考えていない。
それでも、他の駐在ご家族の生活や豪華旅行の話を聞いてきた子供から「なぜうちは違うの?」と問われたこともしばしば。
つらい部分でもあるが、異端児リーマンの現在の生活水準は、海外駐在員の中でも中庸であると実感する瞬間である。
③運用する
最後は、持っているお金に働いてもらうというもので、保有している預貯金を活用した投資行為による資産の形成である。
株式投資、不動産投資、債権等、ハイリスクハイリターンからローリスクローリターンまで様々な投資がある。
私も株式投資、また駐在期間中は持ち家による不動産投資と持株会制度による自社株の購入を続けている。
資産の運用については、個人のリスクに対する考え方も違うため、ここでお勧めするものではないかもしれないが、まずは、我慢や努力をせずとも着手できる「無駄を省く」事は、アーリーリタイア意思の有無に限らず、万人にとって取り組む価値がある活動と考えている。
▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。