異端児リーマンの記録

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海外駐在4ヶ国目、駐在員継続によるプチ アーリーリタイアを夢見る40代中年奮闘記

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【早退関連16】資産形成の意外な落とし穴

お越しいただきありがとうございます。

 

本日は、私自身が既に実感している資産形成における意外な落とし穴についてのご紹介です。
落とし穴と表現しておりますが、実際は想定できていなかった計画との乖離点≒下方修正点ということになります。

↓以前の記事「海外駐在におけるベネフィット」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 


①コロナウィルス(COVID-19)による影響

 

A)収入面の落とし穴
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後進国への海外駐在員は、コロナウィルス感染拡大を受け、医療事情が整っていないからという理由で、家族共々日本に一時退避するケースが多い。

私の属する会社では、帰国すると国内給与に変更されてしまうため、海外赴任手当がその期間分消滅してしまっている。


B)支出面の落とし穴
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様々な突発出費があるが、一番は「被服費」であった。
私は、年中暑いアジア地区への駐在のため、ほとんどの冬服は会社が用意してくれたコンテナへ預け入れており、取り出すことが出来ない。
実際に帰国したタイミングはかなり寒く、一家全員分の冬服を買う必要があった

更に、一時退避の長期化が見込まれていたため、子どもたちは日本の学校に通う事になり、学校指定の制服、体操服、他学用品を買い揃えるための出費が増えていく。


尚、コロナウィルスの影響であったため、二重在籍が認められており、駐在先の学校の籍を残した形での日本の学校への通学となり、帰国子女の権利は継続している。

 

今回の一時退避先は、実家(田舎)であり、家賃等が新規発生する状況にはなかったが、駐在先に全ての荷物を放置した状態での帰国のため、長期化に伴い衣類の費用だけでなくその他様々な必要経費が計上されていった。

 

また、子どもたちの学習塾であるが、駐在国で通っていた大手進学塾によるネット授業に加えて、退避先が田舎であるが故の懸念から、これまでは申し込んでいなかった特訓講座のようなものにまで手を出しており、教育費の追加も馬鹿にならない。


収入面、支出面の想定外事由を合わせると、かなりの金額を元々ライフプランシートで想定していた出費に上乗せしなければならず、実際に経済的自立を手にするタイミングが、1年後ろ倒しとなってしまった


一方で、毎年予算取りしている家族旅行は、当面行くことが出来ないので、想定外費用の一部をこれで吸収する形としている。

 


②その他の影響


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我が家では、コロナウィルスに関係なく、恐らく近未来的に計画との乖離が起こるポイントとして、「教育費」が挙げられる。


現在は上の子供のみ学習塾に通わせており、下の子はまだ先と考えていたが、本人が通いたいと言い出していることもあり、近々デビューすることになりそうである。


現在、上の子は通常の月謝〜5万円、集中講習会や模擬テスト、特別講義を入れると合計〜10万円となる月も稀にある状況
やる気になってくれるのは何よりではあるが、厳しい台所事情となりそうである。

 


以上が、計画との乖離点であるが、これらの想定外はライフプランシートの見直しを実施した上で、再度アーリーリタイア可能時期を算出すれば良いだけの話であり、危機的な状況ではない。

 

むしろ今回のコロナによる一時退避は、この年になって実家の両親と再び一緒に暮らすことにも繋がり、考えようによっては、資産形成では測れない副産物にも出会うことができたと言えよう。

 

↓以前の記事「ライフプランシート」

hereticsalaryman.hatenablog.com

 

 

 


▼Success is doing, not wishing.▼
本日もありがとうございました。